検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:1,644 hit

ライバル ページ14

「篠原さん、相変わらずしつこいのね。
銀八先生はアナタみたいな子供、相手にしないに決まってるじゃない」



午後の授業が終わって私が片付けをしていると、同じクラスのさっちゃんに突然そう声をかけられた。


「…いきなり喧嘩腰だね、さっちゃん」

「当たり前じゃないの
アナタは銀八先生が好きなんでしょ。だったら私のライバルだわ!
ま、アナタのような小さいお胸、ライバルなんて呼ぶまでもないけどね!」


「……は?」


小さいお胸だと?
それは禁句じゃないのかい?








「聞き捨てならないわね」





「………妙ちゃん…!!!」


そこへ救世主(魔界の女王)、志村妙ちゃん。
普段は私の恋なんてくだらないと言うが、胸の話題になると必ず助太刀してくれる。

でも彼女は強い。
彼女が味方になれば、何も怖くない…!!




「貧乳がなんだって言うの?男の人だって、胸ばかり見てるわけじゃないわ。
そもそも胸ばかり見てる男の人なんてカスよ。生きる価値も無い」


ほんとハッキリ言うなこの子。
こういうとこ嫌いじゃない。むしろ好き。


「ずいぶん言うじゃない。そんなに小さな胸がコンプレックスなの?
ねぇ知ってる?世の中の八割の男の、女の第一印象は顔と胸だってこと!!!」



グハッ!!!!



「豆しばじゃねーか!!!!!!」

「グハァッ!!!!」



私はダメージ(精神)を受けたが、それとほぼ同様なダメージ(物理)を、妙ちゃんがツッコミで与えてくれた。

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←昼ドラ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 坂田銀八 , 3z
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:CHOCO | 作成日時:2016年8月27日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。