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恋しました ページ1
初めて先生を見たのは、高1の時。
国語の担当だった先生は、私の教室に入ってきて、まずこう言った。
「おめーら、読書の時間はジャンプのみ可だかんな。」
当然ツッコミが飛び交い、その時間は無茶苦茶だった。
なんて先生なんだろう、って、
その時は思ったけど、
今は、それが運命の出会いだったんじゃないかって思う。
1、2年の時は担任じゃなかったから、ほとんど接点がなくて、
2人で話したことなんてなかった。
けれど、今年、
3年生になった私は、銀八先生のクラスの生徒になった。
銀八先生の初めてのHRは、今までの国語の授業の時のように無茶苦茶で、
個性豊かなクラスメイト達に囲まれて、
私はこの教室がすごく好き。
そして、
生まれて初めて、
『先生』という人を好きになった年だった。
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作者名:CHOCO | 作成日時:2016年8月27日 19時