四十三 ページ43
続き
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彼女を陥れるために彼らは彼女を歓迎しました。
彼女を陥れるために彼らは彼女を愛しました。
彼女を陥れるために彼らは彼女を頼りました。
そして、戦争の雰囲気を上手く作り出していきました。
戦争が迫って来るに従って城の中はとても静かになりました。
そして、緊迫した雰囲気が感じられます。
一般人からしたら、息を吸うことも困難かもしれません。
陥れられた彼女は無心で書類をこなします。
だって彼らの為だから。
陥れられた彼女は無心で部下を鍛えます。
だって彼らの為だから。
陥れられた彼女は無心で行為を受けます。
､､､だって彼らの為だから。
彼女の心はだんだんとやつれていきました。
疲れていきました。
崩れていきました。
眠ったのはいつ?
笑ったのはいつ?
泣いたのはいつ?
､､､｢嫌だ｣って
声を上げたのはいつ?
心を、感情を、感覚を。
無くしてった彼女は、
彼らの
彼らの望んだ
さぁ、戦争が幕開けです。
結果は､､､分かりません。
いえ、わかりたくないのかもしれません。
だって彼女は、
彼らに裏切られたのだから。
彼らは隣国にとある話を持ち掛けていました。
それは彼女を殺すこと。
､､､気味の悪い彼女を倒すこと。
隣国はそれを受け入れました。
その事を知らなかったのは、
彼女とその部下達。
裏切られた彼女は動かなくなりました。
､､､部下を殺された恨みを、
裏切られた悲しみを、
辛さを露わにして戦いました。
でも人数には勝てなかった。
その日の夜。
彼らは空を見上げました。
その日は一日中、星も月も見えませんでした。
あの子はまた
星になることは許されなかった。
そんな魂の行き先は､､､?
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サメバー - 三十五のspsaidになってましたよ (2019年5月31日 0時) (
レス) id: f8f9b9bce9 (このIDを非表示/違反報告)
aduki(プロフ) - みっちーさん» はわわわ!?ありがとうございますm(_ _)mゆっくり更新ですが、今後もよろしくお願いします(*´ω｀*) (2019年4月3日 11時) (レス) id: 2b7e4f4c2d (このIDを非表示/違反報告)
みっちー - 過去の記憶持ちとは…！！とっても面白いです！！更新頑張ってください！！ (2019年4月3日 9時) (レス) id: ecced31756 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬菜(aduki) | 作成日時：2018年11月22日 22時
