二十三 ページ23
nosaid
(続き)
彼らは常に一緒にいるようになりました。
朝も。
昼も。
夕方も。
夜はさすがに怒られたので、一緒にいることは出来ませんが
常に一緒でした。
初めの頃は男の子たちの周りに沢山の子がいました。
でも、彼らは女の子に興味を持っていたので、
いつも、女の子のことを考えていました。
そんな男の子たちに飽きたのか、
次第に人はいなくなりました。
そんなこと、男の子たちにはどうでも良かったのです。
「きっと、あの子といたほうが断然楽しい。」
そんな確信でもあったんですかね。
そうして、彼らは親友となっていきました。
誘拐されたら助けるなんて当たり前。
死にたがりなら、止めるのが当たり前。
悲しいなら、つらいなら、楽しいなら共有するのが当たり前。
女の子は自然と男の子たちと過ごすようになりました。
「あんな家にいるくらいなら、彼らといた方が･･･楽しい。」
そう思うようになりました。
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そんなことも長くは続きませんでした。
幸せは、全て、、、。
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ある日、戦争に巻き込まれました。
剣と剣が混じり合い、
銃と銃が撃ち、打たれて、
人がたくさん、、、。
･･･ある一角の広場で、彼らはまた集まっていました。
彼らの親は全員、家の下敷きになりました。
「早めに、逃げるよ。」
女の子は言いました。
なぜか、そのとき男の子たちは何も言わずうなずき、女の子に付いてきました。
少し国を歩くと、人ならざる者がたくさん、、、。
それに目もくれず、女の子は歩き続けました。
さて、少し油断してしまったのでしょう。
彼らの前に敵が現れました。
敵は男の子に向かって剣を振り下ろそうとしました。
「逃げろ！！！遠くまで逃げて、、、お前たちは国を創るんだろ！！！」
金髪の男の子は、恐怖で固まって動かない黒髪の彼を連れて、逃げました。
女の子は相打ちでした。
もう、動きませんでした。
男の子たちは、、、、とてもつらかったでしょう。
認めたくなかったでしょう。
でも、、、認めざるおえなかったのです。
男の子たちは逃げました。
遠く、遠くまで、逃げました。
そして、泣いて、泣いて、ないて、泣きました。
もう夜でした。
、、辺りは静か。
星は隠されていました。
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星になる＝？
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サメバー - 三十五のspsaidになってましたよ (2019年5月31日 0時) (
レス) id: f8f9b9bce9 (このIDを非表示/違反報告)
aduki(プロフ) - みっちーさん» はわわわ!?ありがとうございますm(_ _)mゆっくり更新ですが、今後もよろしくお願いします(*´ω｀*) (2019年4月3日 11時) (レス) id: 2b7e4f4c2d (このIDを非表示/違反報告)
みっちー - 過去の記憶持ちとは…！！とっても面白いです！！更新頑張ってください！！ (2019年4月3日 9時) (レス) id: ecced31756 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬菜(aduki) | 作成日時：2018年11月22日 22時
