今日:1 hit、昨日:9 hit、合計:16,308 hit
小｜中｜大
る ページ2
あの日 、何故彼が私に花をくれたのか 。
「 きまぐれ . .. ? 。」
なんて考えながら 、花を眺めた 。
それにしても綺麗な花 。
、
「 名前 、わかんないなぁ 。」
名前くらい教えてくれたって良いじゃん 、
好きなものは複数買いしたくなるでしょ ? 。
枯らさないように . って 。
枯れちゃう前に 、
そう考えて 、花を写真に納めた 。
質素な背景に映える赤が綺麗で 、
酷く切なくなった 。
なんだっけ 、思いだせない、
とても大切にしてた思い出だった気がするのに 。
どこかでみた赤色 。
もう思い出せないけれど 。
「 夏目くんみたい 。」
ワインレッドの彼 。
気づけば彼に惹かれてて 、
ミステリアスな彼の 、意外な一面を
知れば知るほど好きになる 。
胸を焦がすほど好きになる 。
彼の柔らかくて 、優しい笑みがもっと見たくて 、
気づけば目で彼を追っている 。
違うクラスなのに 。
夏目くんと同じクラスのあんずちゃんが羨ましいくらい 。
" 子猫ちゃん " なんて呼ばれるあんずちゃんが羨ましい .
私だって 、子猫ちゃん って呼ばれたい 。
あんずちゃんが羨ましいよ . ..
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 19人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：瀬俐 . | 作成日時：2020年1月27日 20時
