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、
「 ふぅん 、案外女の子らしいんだな ! 」
私の家をぐるりと見渡してそう言う月永さん 。
「 " 案外 " ってどういうことですかね ?! 」
悪意があるようにしか聞こえないっす 、月永さん .. 。
「 そのまんまの意味だっ! 」
なんて満面の笑みを浮かべて言うものだから 、
手が出そうになった 。
危ない 。
命拾いしたと思えオレンジ 。
「 で 、お前の部屋どれ ? 、」
「 ここです 、」
なんて自分の部屋を指差す 。
すると戸惑うことなく扉を開けた 。
いや戸惑いくらいしろよ!
なんて心の中でツッコミを入れた 。
「 て 、ていうか月永さんの部屋も見せてくださいよ .. ! 」
こんなに人の家に来て散々言ってた 、
月永さんの部屋 。
ちょっと気になるんだけどなぁ なんて 。
「 気になるか 、? 」
なんてにっこりと問いかけてくる月永さん 。
「 いや .. まぁ気にならないって言ったら嘘になりますね .. 。」
、
「 まだ見せな 〜 いっ! 」
、
期待させといてなんなんだこの人 !!!!! 。
その後 、月永さんと私の部屋でテレビゲームをして満足そうに帰って行った 。
いや .. ほんとになんだったんだ .. ? 。
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作者名:瀬俐 . | 作成日時:2020年3月2日 21時