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■ 非現実的 ■ ページ25
、
それはある休日の昼下がり .
天気もよく暖かい 。
窓から覗く日差しも心地好く
あの隣人さえ居なければ最高だった 。
ピンポーン
なんて聞きなれたインターホン 。
「 はぁい 」
宅急便を頼んだ覚えもないので 、
" どうせあの人でしょ "
なんて考えながらドアを開けた
「 は 、? 」
思わず間抜けな声が出た 。
助けてと言わんばかりの不機嫌そうな顔の瀬名さん ..
___の隣に居る小さな月永さん 。
「 えっと 、月永さんの弟ですか ?」
やっとの思いで出た言葉 。
にっこりと微笑んで此方を見る月永さんらしき人 。
この際 、なんで瀬名さんが私の家を知っていたのかは言わないことにした 。
「 すずめ が 大きく見える - !!!! 」
楽しそうにきゃっきゃっとはしゃぐ彼を見て絶望のような感覚 。
これは大変だ 。
そう悟った 。
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作者名:瀬俐 . | 作成日時:2020年3月2日 21時