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絶対に離したくない ページ42
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結局ベクに目を合わせられてから
すぐに逸らしちゃった
だって恥ずかしいんだもん…
私もベクも黙り込んでるせいか
さっきよりもおもーい空気が流れてる。
ぬるいコーヒーに口をつけた
「…………あっま」
やっぱり砂糖入れすぎた…甘すぎる
とりあえずソファに座ってるベクから
離れて床に座る。
BH「いや、こっち座りなよ」
「や！こっちでいい」
BH「じゃあ俺がそっち行くかんな！！」
スッと立ち上がってこっちに近づいて
私の横にぴったり座るベク。
ち…近い…
「あ、わかりましたそっち！そっち行きます」
ソファに座った方が距離が取れそう
顔も真っ赤な上に心臓がばくばく
音がバレそうなくらいなってるんだもん
2人でソファに移動するという
割とシュールな姿に2人でクスッと笑った。
BH「俺たちさっきから何してんだろ(笑)」
「……たしかに…変なの(笑)」
BH「ねぇA。」
名前を呼ばれた時にはもう、
ベクに引き寄せられてて
胸の中に抱きしめられていた。
ベクの匂いが鼻を掠めて
あぁ、今ベクに抱きしめられてるんだって
実感がどんどん湧いて来て。
「べ、ベク？？」
胸の中で名前を呼ぶと
"ごめん、離したくない"
そう言って背中にある手に
力が入るのがわかった
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作者名：amarinn | 作成日時：2018年2月7日 7時
