She does not put a lie.

決してそおいう関係でわ ページ14

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長期撮影も無事に今日で終了。

あのことが気がかりで
なかなか気持ちに身が入らないときも
あったけど、なんとか乗り越えた。

週刊誌側にはお互いの宿舎が
たまたまおんなじだった、
事実無根だと説明して

写真のデータ、記事の原本とかを
弁護士さんと一緒に回収して
とりあえずは丸く収まったけど。

このまま同じ宿舎に
住んでるのはよろしくないんじゃないかと
マネオッパは引越しも考えてるらしく
まあそうするしかないのかなーって。


本人たちで話したのは事務所が最初で最後
だったから、ユンギ さんにも一言
言っておいたほうがいいかなと思って
メッセージは送っといた

そおいえばマネオッパにも
連絡先交換したこと一応言ったら
案の定キャーピー騒いでるから

連絡してることは内緒ね(笑)


マネ「ほーれ、ついたぞー」

「ほーい、ありがとー」

荷物を持って降りようとすると

マネ「引っ越し先、見つかりそうかも」

最近現場の合間にも
不動産屋巡ってるって言ってたし

「うん、そっか。」

マネ「今回はごねないのか」

「ゴネてもやめないでしょ？理由も理由だし」

マネ「その通りだけど、(笑)
明日昼に迎えくるから」

「じゃあ聞かないでよ(笑)わかった、お休み」

いつもなら家の前まで送り届けるんだけど
今日は駐車場で見送られた。めずらし

中に入りエレベーターホールに向かう。

このマンションは低層階と高層階で
エレベーターが分かれてるから

わたしは右に曲がった方のホールなんだけど、
いつもは人と会わないのに今日は先客がいた。
しかも7人くらい…男の人たち

みんなマスクして帽子かぶってるけど
7人高身長の男のひとたち
あれですよね、バンタンですよね多分。

そもそもメンバーの皆さんは知ってるのかも
謎だし、先に上がってもらってからにしようと
見つからないようにUターンした時だった


"えっ！？なんでヌナ！？"


明らかにわたしを呼ぶ声はジミンくんの声で

なんでってことは多分知らないんだよね。
あちゃー、変装しときゃよかったな

その声に続いてユンギ さんが

YG「お、Aじゃん。おつかれ」

いやいや、説明足りませんって
顔してますよみんな

HS「お疲れ様って、なにしてんの」

「え、あのー。いやぁ」

ユンギさんを見ると少しめんどくさそう

YG「説明するけどここじゃ無理」


"なにそのヌナの袋！ドーナツ！？
食べよう食べよう〜！"

グク君に押されるままエレベーターに乗り込んだ。

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