5話 ページ6
中に入るなり
目に止まる1人の女の人と
ダンを含む5人の男・・
その中にはもちろん、
『コブラ・・、』
久々に見るあいつの姿もあって
「え?お前とコブラ知り合いやったんか」
『いや、・・っ「元カノだ、、」
カツ、カツ、と一歩ずつ私へと近づいてくるコブラに
・・っゴクリ、
私は生唾を飲んだ
コブラ「久々だな、A。まさかお前からまた俺に会いに来るとはな」
さら、
『・・っ、』
私の髪に指を通すコブラに
ぞぞ、と鳥肌がたつ
そして、
ぎゅ、
『っ、、』
コブラ「ずっと、お前に触れたかった」
『っやだ、離して、』
ガサガサ、と動くも
コブラは私を抱き締める手に
力を入れていく一方で
まわりのみんなも
元恋人にしては
ただならぬ雰囲気の私達に気づき
こっちを見つめ口を閉ざした
コブラ「この匂い・・、お前まだあいつといるのか」
『っ、・・』
コブラ「ムカつく、」
そう言うと
『ぁ、・・っ』
ツーーー、と私の首筋に唇を這わし
チュ、
『ッタ、・・っやめて!』
バ、!!
私の首筋へと吸い付いた
店の窓にうっすらと映る私の首筋には
くっきりとコブラの残した跡が見えた
『っ何すんの、最低!』
あまりの勝手さに手をあげコブラに降り下ろそうとするが
パシ、
『っ、、』
コブラ「だから前から、あいつだけにはお前はやらねぇって、言ってんだろ?」
『っなんで、そんなにヒロトのこと・・』
コブラ「当たり前だろ、、俺らは一生犬猿の仲なんだよ。・・それに俺はあいつには負けたくねぇんだよ」
『っだからってあんた達の喧嘩と私とは関係ないじゃない』
コブラ「関係あんだよ。あいつは俺からお前を奪った」
『ちが、!それは私が彼を選んだだけ』
コブラ「はは(笑)笑わせんな。お前だって本当はあいつより俺の方がいいんだろ?(笑)あんなに愛してやったのに忘れたなんて言わせねぇぜ」
『っ、そんなこと、!』
コブラ「あんなに感じてたくせに(笑)・・なんならまた、思い出させてやろうか?(笑)」
『っ、さ、最低!!』
コブラ「とにかく、お前があいつと付き合ってる限り、俺はお前を諦めねぇ。」
そう言うと今度は
ちゅ、
『っ、・・!』
さら、と当たり前のように私の唇を奪った
コブラ「愛してるんだよ、A」
『っ、!!』
あまりにも優しいコブラの声に
少しドキ、としちゃって
なんだかそんな自分が怖くて
バン、!!
私は店を後にした
.
818人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
青龍 葵(プロフ) - 更新されないんでしょうか? (2017年12月31日 1時) (レス) id: 7069733e86 (このIDを非表示/違反報告)
チャンス - 最高でした! 続き待ってまーす!!!! (2016年6月21日 22時) (レス) id: 3a1af415ef (このIDを非表示/違反報告)
s - 初めまして!いつも読ませていただいております!三人の想いが切ないです(・_・、)更新大変だと思いますが頑張ってください!待ってます! (2016年3月24日 16時) (レス) id: 2b2b086bb8 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるちゃん(プロフ) - きゅんきゅんします!続きが気にます!! (2016年2月20日 0時) (レス) id: 2806cd4078 (このIDを非表示/違反報告)
璃良 - 面白かったです!! あれ?これってダンいいヤツだったりしますかね? 更新頑張ってください! (2016年1月12日 17時) (レス) id: 918f3c33d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:小町-komachi- | 作成日時:2015年11月8日 21時