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30話 ページ32

私の腕を掴む男の腕を誰かが掴んだ

バ、と顔をあげれば

ヒロト「・・、」

『っ!・・雨宮ヒロト、』

「雨宮ヒロト・・、なんで」

一気に怯えたような顔をする鬼邪高の男達

ヒロト「腕、離せよ」

「っ何で、!こいつはコブラの女なんだぞ」

ヒロト「んなこと知ってるよ」

「!!・・なのに、どうして」

ヒロト「ウダウダ言ってんじゃねぇ!!俺はお前らみたいに女を使ったりクズみてぇなことはしねぇんだよ。いいから早く離せ、腕折んぞゴルァア」

「っ、!」

バ、、

一気にバ、と腕を離す男達

そしてすぐに走って逃げていった

『っあの、ありがとう、ございました』

ヒロト「・・・こんな時間に女が一人で外歩いてんじゃねぇ」

『あ、うん、、ごめんなさい。その、コンビニにいくだけだったから・・』

ヒロト「・・・・」

『助けてくれてありがとうございました。・・じゃ』

そう言って私は一度だけ雨宮ヒロトに頭を下げ背を向け歩いていく

っと、

ガシッ

『っ!?』

いきなり頭に感じた重みに
バ、と上を見上げると

ヘルメット・・?

え?と思い雨宮ヒロトを見ると

ヒロト「被ってろ」

そう言ってバイクに跨がった

・・送ってくれる、ってこと?

はっきりと言葉にしない雨宮ヒロトに
戸惑ってると

ヒロト「早くしろ」

あ、やっぱりそうなんだ

次は確信へと変わり

『あ、う、うん、ごめんなさい』

私は雨宮ヒロトの乗るバイクの後ろに跨がった



.

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青龍 葵(プロフ) - 更新されないんでしょうか? (2017年12月31日 1時) (レス) id: 7069733e86 (このIDを非表示/違反報告)
チャンス - 最高でした! 続き待ってまーす!!!! (2016年6月21日 22時) (レス) id: 3a1af415ef (このIDを非表示/違反報告)
s - 初めまして!いつも読ませていただいております!三人の想いが切ないです(・_・、)更新大変だと思いますが頑張ってください!待ってます! (2016年3月24日 16時) (レス) id: 2b2b086bb8 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるちゃん(プロフ) - きゅんきゅんします!続きが気にます!! (2016年2月20日 0時) (レス) id: 2806cd4078 (このIDを非表示/違反報告)
璃良 - 面白かったです!! あれ?これってダンいいヤツだったりしますかね? 更新頑張ってください! (2016年1月12日 17時) (レス) id: 918f3c33d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小町-komachi- | 作成日時:2015年11月8日 21時

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