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14話 ページ15

『・・・・、』




しーーーーーーん。



いや、普通それ私の目の前で言う?

本当こういうとこ無神経だよね

そう思ってると

ヒロト「あぁ?なんだその顔」

『別に』

ふん、と私がそっぽをむくと
ヒロトは何故かおかしそうにクスクスと笑う

ヒロト「は?お前もしかして今の俺の言葉気にしてんの?(笑)」

『別に気にしてない!!』

ヒロト「は、図星かよ、だっせ(笑)」

だ、ださい!?

いや、絶対ダサくはないし!

『別にそんなんじゃないってば!』

ヒロト「じゃあ何だよ(笑)」

『っ、べつに何でもない!もういい!』

ムキになればなるほど
なんだかそんな自分が
恥ずかしくなってきて

私はぷい、とヒロトから目線を外して
からだの熱を冷やすために
ヒロトのもってきてくれたお茶を
ごくり、と一口のんだ

そんな間も

ヒロト「くくく、(笑)」

この馬鹿ヒロトは笑ってて

『・・・・、』

本当ムカつく

ヒロト「あーー本当ウケるわ(笑)お前バカだな(笑)」

『な、!』

まだ言うか!!

さすがにイライラしてそろそろ言い返してやろうかと思えば

ヒロト「んな、お前のこと、他の女と同じように思ってたら、こんな何年もこんなバカ女と一緒にいるわけねぇだろ!ちょっとくらい考えろ」

満足気にそう言うと

笑いながらゲシゲシ、と
強く私の頭を撫でた

『っ、!!////』

え、何・・

ヒロトって

こんな男前キャラだったっけ?////

バカ女とか言われたのなんて
もう私の耳には入ってこなくて

ヒロト「いや、何か言えよ・・//!無反応とかこっちが・・っ『ヒロトーーーっ!!(ガバ、)』うおっ、!」

『ばーか!好きっ!(笑)』




ヒロト「フ、・・馬鹿は余計だ」

また口ではそう言うけれど

優しく笑いながら
ぎゅ、と抱き締めてくれるヒロトの腕に
私は安心する






・・て、




『あ、!』





ヒロト「ん?」





『・・ヒロトの服に、ピザソースついた、』







ヒロト「・・・・」









・・・・






『てへぺろ、(笑)』







がば、

ヒロト「っ、!!んの、糞アマ!離れろ!!」

『やだーーーー(笑)』

ヒロト「やだじゃねぇんだよ!面貸せ、ここの野郎!!」

『(笑)』




そんなこんなで私は今日も
何も変わらない平和な日々を送っていた






あんなことに巻き込まれるまでは






.

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青龍 葵(プロフ) - 更新されないんでしょうか? (2017年12月31日 1時) (レス) id: 7069733e86 (このIDを非表示/違反報告)
チャンス - 最高でした! 続き待ってまーす!!!! (2016年6月21日 22時) (レス) id: 3a1af415ef (このIDを非表示/違反報告)
s - 初めまして!いつも読ませていただいております!三人の想いが切ないです(・_・、)更新大変だと思いますが頑張ってください!待ってます! (2016年3月24日 16時) (レス) id: 2b2b086bb8 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるちゃん(プロフ) - きゅんきゅんします!続きが気にます!! (2016年2月20日 0時) (レス) id: 2806cd4078 (このIDを非表示/違反報告)
璃良 - 面白かったです!! あれ?これってダンいいヤツだったりしますかね? 更新頑張ってください! (2016年1月12日 17時) (レス) id: 918f3c33d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小町-komachi- | 作成日時:2015年11月8日 21時

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