【文スト】時を操りし少女は何を思う 壱篇

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敦「ところで今日は何処へ？」

太宰「うん。君たちに仕事を斡旋しようと思ってね」

敦「本当ですか！」

あれ？今"君たち"って云いました？
何で私も？

太宰「伝手の心当たりがあるから先ずは探偵社へ行こう。
安心し給えよ、我が名は太宰。社の信頼と民草の崇敬を一身に浴する男…」

国木田「ここに居ったかァ！この包帯無駄遣い装置！」

く、国木田さん？今の呼称…

太宰「……国木田君、今の呼称はどうかと思う」
↑ちょっと傷ついた

国木田「この非常事態に何をとろとろ歩いているのだ！疾く来い！」

非常事態？一体なんでしょうか？

太宰「朝から元気だなあ。あんまり怒鳴ると悪い体内物質が分泌されてそのうち痔に罹るよ」

国木田「何、本当か！？」ｶﾞｰﾝ

太宰「メモしておくといい」

A「国木田さん！それ嘘ですよ！！」

……凄い音がしましたね

敦「あの……非常事態って？」

国木田「そうだった！探偵社に来い！人手がいる！」

太宰「何で？」

国木田「爆弾魔が、人質を連れて探偵社に立て籠った！」

…これが本当なら少し可笑しいですね

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in探偵社

「嫌だ………もう嫌だ……… 全部お前等の所為だ……『武装探偵社』が悪いんだ！社長は何処だ早く出せ！でないと━━」

「爆弾で皆吹っ飛んで死ンじゃうよ！」

凄い気迫ですね…

太宰「あちゃー」

国木田「怨恨だ。犯人は探偵社に恨みがあって社長に会わせないと爆破するぞ。と」

太宰「うちは色んな処から恨み買うからねぇ………うん……あれ高性能爆弾だこの部屋くらいは吹き飛んじゃうね」

A「爆弾に何か被せて爆風を抑えるって手もあります
が、この状況だと…」

太宰「そうだねえ。」

国木田「どうする？」

太宰「会わせてあげたら？社長に」

国木田「殺そうとするに決まってるだろ！それに、社長は出張だ！」

……となると先ずは人質をどうにかするしかないですね

と、そんな事を考えていると国木田さんと太宰さんがジャンケンを始めた

…結果は太宰さんの勝ちでした

まあ、どちらがあの爆弾魔の説得に行くか、みたいな感じでしょうか

国木田「おい。落ち着け少年」

「来るなァ！吹き飛ばすよ！…知ってるぞアンタは国木田だ！アンタも嫌味な『能力』とやらを使うんだろ！？妙な素振りをしたら皆道ずれだ」

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作者の部屋
文字制限〜
Aちゃんの色塗り終わらぬ(´；ω；｀)

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