その手を握るとき

33 ページ33

.







その後からずっといつテヒョナと
話そうと考えていた。












スマホのメッセージで
約束してもいいけど
この間みたいな事があるかもしれないし















直接約束するとしても
お昼休みは女子といるし
放課後といっても
テヒョナはきっと…いや絶対補習。














そんな事を考えいる内に
どんどん時間は過ぎて









今は、補習期間が始まり3日が
過ぎた放課後。











私はテヒョナと綺麗サッパリするまで
ジョングクくんとは会わないと決め、
あれから屋上には行っていない。









































そういえばユンギ先輩、
テストどうだったんだろう。











ユンギ先輩のカトクは、知ってる。
でもユンギ先輩と最後に会ったあの後、
色々あった事もジョングクくんの事も
私の今の気持ちも報告してなかった。


















だってユンギ先輩は滅多に
カトクを観ないから。



















「…ユンギ先輩に報告と相談しに行こ。」









私はそう呟き、ユンギ先輩が居るかも
分からない保健室に向かった。







.

34→←32

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す