元笑柱は最強です！に！

ごーじゅいっち ページ11

風子「今の言葉全部お返しするわ！あなた達こそよってたかってAを責めやがって！あの日Aは言ってたじゃない！！やってないって！！カッター持っていたからなんだっていうの！？」

寺「それだけで十分な証拠じゃねぇか！」

風子「落ちたの拾っただけかもしれないじゃない！やった瞬間誰か1人でも見たの！？Aがやってない証拠持ってこいって言うなら、そっちこそ桜がやってないって証拠持ってきてよ！言いたいことはこっちも同じなのよ！！！」

不「桜がそんなことやるわけないじゃん！」

風子「じゃあ証拠だしてよ！！」

不「そ、それは…っ証拠なんて必要ないじゃない！ていうかなんなの？風子だって桜がどんな人かくらい知ってるでしょ！？」

リ「まさか…Aとグルなの？桜のことずっと気にくわなそうにしてたもんね」

風子「え…？」

ほんとにいつまでたってもめんどくさい…

桜「も、もういいから…私は大丈夫だから…！」

この女…

風子「…何が大丈夫なの？」

桜「え…」

風子「転校してすぐのAにいじめられたんでしょ？今日先生達がいなくなってから言ってたじゃない。放課後何回かAと2人で話してて、そこでいじめを受けてたって。なぜ先生には言わないの？」

桜「…お、大事にしたくないから」

風子「あなたの話いつもひっかかるのよね。大事にしたくない…鬼殺隊のトップにまで相談しといて何を言っているの？」

桜「っ…！な、なんでそれを…」

不「え…」

風子「みんなもうわかるわよね。錆兎先生やカナエ先生が来たのは訓練のためでもなんでもないわ。こいつのためなのよ。(まあ、Aのためでもあるけど。)十分大事になってるわ」

桜「ご、ごめんなさい。そこまで考える余裕がなかったの…」

余裕がなかったって…

風子「鬼殺隊なんて全く関係ないじゃない。まずは学校の先生に相談すべきでしょう？それを考える余裕すらなかったっていうの？それとも学校の先生じゃ不安だったの？」

桜「っ………そうなの。ほんとは大事にしたくないのもあったけどやっぱり怖くて、それで鬼殺隊に…。ごめんなさい。考えが足りなかったわ」

矢「桜…仕方ないよ。怖かったよね…」

岡「もういいでしょ！」

桜「…ええ。もういいわ。これ以上話しても無駄」

私としたことが…ほぼ黒だと思うけど、まだ何もわかってないのに少し責めてしまったわ。

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