出会い�記� ページ3
翔ちゃんと泣く泣く別れ自分のクラスに向かう。
(1年3組はっと…ここか)
黒板に張り出されている席を確認し、一番窓側の自分の席につく…
…って、え？
…え？(二度見)
…いや、着こうとしたんだけどさ、別の人座ってるし。しかも机に突っ伏してるし。
…え？(三度見)
…うん、あそこは間違いなく私の席である、はず。
そっと近づいてみると規則正しく上下する背中が目に入った。
うわぁ…熟☆睡☆
(…てか、男の子なのに髪の毛さらっさらじゃん、うらやましいなコノヤロー)
思わず髪に手を伸ばしかけるが、すんでの所でとめる。
初対面の人に触るとか、私は痴女か！！！
さすがにどん引きだね！！
内心でつっこみを入れつつ、とりあえず起こさなきゃと、止めた手を彼の肩の方に移動する。
『あ、あのー』
「ん…」
『そこ、私の席なんですけど…』
「…」
少し強めに揺するが一向に目を覚ます気配がない。
いや、こいつどんだけ熟睡してんだよ、全然起きないんだけど。
ゆさゆさ。
ゆさゆさゆさ。
ゆっさゆっさ。
…まじか。
『お、おーい！！ 生きてる？ 死んでる？ 目を覚ましてよパトラッシュウウ、』
「ふは、」
『…ん？』
誰かの笑い声が聞こえて振り返ると、中学の頃からの親友である篠原真澄が立っていた。
「なーに一人コントやってんだよ」
『お、よっすよっす！ え、同じクラスなの？ やったーーー(棒)』
「いや棒読み過ぎ…ってお前俺のこと確認してなかったわけ？」
そんな呆れたように言われても…。
『翔ちゃんと違うクラスだったっていう絶望と戦ってたら忘れてたわ』
ごめんねテヘペロ☆ってかわいくアピールしたら、許してくれるどころかゴミを見るような目で見られたわ解せぬ。
「つかお前何やってたの」
『ここ私の席なんだけどさ、なんと知らない人が寝てるんだよびっくり！！』
「…俺は入学早々お前のテンションの高さにびっくりだわ」
いやいや、きみはもっとテンション上げてこうぜ！！
『…まあ、それで起こそうとしてたんだけどさ、これがなかなか起きなくて』
「…でももう予鈴なるぜ？」
『げっ、いつの間に！！ え、どうしよどうしよ』
「とりあえずそいつの席座っとけば？ 多分隣でしょ、空いてるし」
『そうする…きっと挨拶とかして終わりだもんね！(フラグ)』
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雨音(プロフ) - 氷雨さん» わわ、めちゃくちゃ嬉しいです…!手直しも更新も早くできるよう頑張りますね(*´-`)コメントありがとうございました(*^^*) (2021年1月8日 14時) (
レス) id: 57a2e7dd63 (このIDを非表示/違反報告)
氷雨(プロフ) - すっごく素敵なお話だと思います！これからも頑張ってください！ (2021年1月5日 15時) (レス) id: adfa992d1e (このIDを非表示/違反報告)
雨音(プロフ) - 美月さん» コメントありがとうございます！！日向くん難しかったのでそう言っていただけてめちゃめちゃ嬉しいです…！これからもキュンキュンしていただけるように頑張るので、また是非ご覧くださいませ！本当にありがとうございました！ (2020年3月19日 8時) (レス) id: 57a2e7dd63 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 日向と国見さん後月島にもうキュンキュンしまくってます、、、！！←これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年3月19日 1時) (レス) id: 7111f7e46f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨音 | 作成日時：2020年3月15日 18時
