お前の弱点【呪術廻戦】

9.ルールはない戦え ページ9

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「じゃあ自己紹介してくれ」





先生の声で、デンマーク人(偽)がまず先に喋った。え、意外といい声してんな。私は好きだなその声。嘘、やだ、急に胸きゅん展開？私望んでないんだけど。

1人百面相を披露したところで、デンマーク人が話し始めた。呆れた顔してたけど、気にしないもんね！！私メンタルは最強だと思う。五条先輩には負けんなきっと。





「七海健人です。よろしくお願いします」

「灰原雄です！よろしくね」





デンマーク人(偽)が七海健人で、妹君が灰原雄。なるほど、よく分からん(？？？？？)





「明日から、座学を始めるつもりだ。教材はAは持っていないはずだから、その時配る。任務がある時は俺に言ってから欠席すること。それだけがルールだ」

「ルールはない、戦えってやつですね」

「戦うな勝手に。それにルールもあるだろう」





え〜戦いたいじゃんと思ったけど、ダメらしい。戦うのは五条先輩だけにしとこっと。

あと先生割と勝手に話し始めるタイプだな。急すぎて戸惑うわこっちも。と思ったけど慣れてんな2人とも。私だけじゃん慣れてないの。恥ずかしいから私も早く慣れよっと。


それで解散になった。五条先輩何してんだろ、と思って教室を出ようとしたら、先生に止められた。個別で説教か？逃げるぞ私。身構える私を見て首を振ったので、多分説教ではなさそう。





「先生？何ですか？私は今から五条先輩またボッコボコにしに行くんですけど」

「それはやっていいが。その前に、お前は明日から任務だ」

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