お前の弱点【呪術廻戦】

5.絶対小中と嫌われてただろ ページ5

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次の日も、宣言通り勝負を挑んできた。



強面だけど可愛いを創造する、あのガッデム先生に、





「今日は同学年の顔合わせがあるから教室に来るように」





って言われたけど、すっぽかしちゃった。確か、2人って言ってたっけ。



デンマーク人のクォーターと妹がいる子だっけな。記憶力がないことに定評があるので、あんまり自分をあてにしたくない。





デンマーク人はチラッと見た気がする。堅苦しそう。先輩とはまた違った関わりたくなさを見出してしまったから挨拶だけの関係になりたい。あれ、なんて言うんだっけ。そういう関係のこと。



すっぽかしたから、絶対に怒られるんだろうな。

怒るなら五条先輩を怒ってね。よろしく。









でも、意外と分かんないもんだね。先輩。

昨日やられたこと復習しないタイプ？だけどテストの点はいいタイプか。そりゃ嫌われるわ。





今、全部の制約守ってること分かってないんだろうな。分かってなかったらさすがにアホすぎる。後で笑ってやろっと。



今日は訓練室ではなく運動場。

訓練室は結界張ってあったから気づかなかっただけ、と既に結界張られてんのに全然気づかん先輩はつらつらと言ってる。途中で吹きそうなの我慢するのまじで辛かった。





おいおい、しっかりしてくれよ最強。





さすがに我慢の限界で、ついに吹き出して笑った。息するのが辛い。でも生きていたいから息はする。私に酸素をください。



また何も知らずに負けるのは可哀想、と慈悲の心を持つ私は教えてあげることにした。私が優しすぎて全米は当たり前のこと、世界中が泣きまくり、多分地球温暖化は解決。やったやん。ハッピーエンド。



でも待って、これだと私がそもそも優しくないみたいになるじゃん。それだけはやめてよ。





でも何で気づかんのだろ。私でも分かるんだけど。あ、そりゃ私は分かるか。私がやってるんだし。





「なんで気づかないんですかね。私がもう全部制約守ったことに」

「は？だってお前、今来たばっかじゃん」





馬鹿だなあ。

6.そろそろ笑いで腹筋割れそう→←4.自分で言ってたじゃん

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