君が何をしたって【鬼滅の刃】

違う ページ8

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今は……朝方。

鱗滝さんが戸の外に出て、正座をしている。


もしかして、待ってくれてる？




『……私は帰ってきました。立ってください、足も疲れるし、服が汚れてしまいます』


当たり前だけど、聞こえてないか。……悲しいなぁ。


あそこで、もう少し遅く行けばな。


ここで、違うことをしたら何か、変わっていたんじゃないか。






あの時、あの二人を助けなければこんな事にはならなかったんじゃないか。



!?



え、？

わたし、何を考えてるの？


鱗滝さんに会えるかわりに、二人があの鬼に喰われても良かったの？


それは、違う。そうじゃない。



私は、人を助けれたんだ。鱗滝さんにも、会いたい。けど、良かったんだ、これで。




これ、で＿＿＿＿＿？

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