君が何をしたって【鬼滅の刃】

何か ページ27

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「私は産屋敷輝哉だよ。君が……琴波Aで間違いないかい？」



『……！はい』




「まず……幾つか質問しても良いかな？ ……Aは、最終選別を突破してないという事について。疑う事になって申し訳ないがそれを証明できる人は居るかい？」



『……姓はわかりませんが、カナエ、しのぶという名の姉妹と一緒に戦っていたので。生きていればその子達が証明できると思います』




二人と後悔を思い出し、生きてたら良いけど……と願う。



「カナエが…… いや、何でもないよ。二つ目、君には他の霊というのは見えるのかい？」



『いいえ。喰われた後の二年間はともかく、煉獄様の屋敷や外に出たときには一人も見ていません』



「そうか。じゃあ、君が特別ということなのかな。とりあえず、質問はこれで終わりだ。

……と、そうだ。これを」



『…………？』



これって何だろう？ それより……何だかねむたい…… ねちゃいたいけど、だめだし……


そう思っていながらも、御館様が取り出した”何か”を見ていた。




『…………！ これっ……』

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