3. 『コメント返し』 ページ4
己栄side
前の配信から数日。
「うー...次の配信も怖いの...?」
雪那が若干怯えながら聞いてくる。
前の配信で怖がらせすぎたか...?
でも、かなり好評だったもんな...人間は人が怖がるのを見てると面白くなるんだもんな。(こわい)
「...んー、コメント返しにしようと思う」
俺がそう言うと、雪那はかなりほっとしているみたいだ。
「いや...だからといって怖い要素ないとは言ってない」
冗談混じりで言ってみたら、雪那の顔は真っ青になった。あ、やべ。
「そういうのほんとに...やめて...」
「ご、ごめんごめん!!それじゃあ録るから!な!?」
雪那大丈夫か...ほんとに...冗談やめよ...
―――――――――――――――――
「「どうもこんにちは、『misetu』です!!」」
「今回!コメント返しなんだよね!?怖くないよね!?」
必死で聞いてくる雪那。おい。
「雪那...怖がりすぎ。大丈夫だから。ただのコメント返しだから。」
「よかったああぁぁ...それじゃあ返していこー!」
一気にうるさくなった。雪那のテンションの上がり下がり。
「一気にテンション上がるんだから...んじゃ一つ目ー。
『せっちゃんをからかってるときが一番みっくんいきいきしてて草www』」
「もーほんとに!!ホラーゲームしてるときに怖い話しないでよ!!」
「俺隠れSだから。」
「隠れてないよ!!」
いい感じに突っ込まれた。これは伸びるな。
「次〜。
『せっちゃん叫んでる時みっくん大爆笑www』
え?また俺...?」
「ほんとにひどいよね!己栄がいくらホラー得意だからって!!」
「いやだって面白いしw
次〜!
『二人は仲良しだな、あとさりげなく叫んでる時せっちゃんがみっくんに抱きついてんだな。画面のはしっこだから目立ってなかったけど』
え?このリスナーさんよく見てたなぁ...」
「勢い!!勢いだよ!!」
「何の弁解だよw
んじゃ、今回はここまでな。リスナーさんのコメント面白いわほんとw」
「うー...もう怖いのはやめてね...」
「さてそれはどうかな?」
「嘘!?はぁ!?」
「ほら、最後のあいさつ忘れんな」
「うー...」
「「では、『misetu』でしたー!!」
4.『お悩み相談&質問コーナー』→←2.『いやいやながらホラーゲーム』
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鈴姫 - 臨希さん» 更新よろしくね (2019年11月16日 15時) (レス) id: 425f28bc29 (このIDを非表示/違反報告)
臨希 - 鈴姫さん» こっちこそ (2019年11月16日 15時) (レス) id: b1abc28c04 (このIDを非表示/違反報告)
鈴姫 - 更新、ありがとう…!! (2019年11月14日 7時) (レス) id: c25590e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
鈴姫 - リンくん!!更新をしてくれ〜… (2019年10月28日 20時) (レス) id: 425f28bc29 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ