ep.9 ページ9
＊
綺麗な金髪を
すっかり色落として
大人っぽく
短めにブロックかけてる
キムジョンデ
いいオトコだよ相変わらずww
JD「…ベク、お願い。
コレはあかんやつやろ？」
わ、かってる、って！
BH「なら、
俺も言わせてもらうわ。
お前、なんで
声かけてあげなかった？」
JD「…色々あんのよ。」
ジョンデの下がった目尻は
すんごいシャープに
一気に変わって
椅子にドンと
もたれかかったまま
指は机を
タンタン叩き始める
当然、怒るよね、
うん。わかる…
BH「先輩はお前が来るの
待ってたんだと
俺は思ったけどな。」
JD「……はぁ、あのね。
こんな文化祭でコクるとか
そんなダサいこと
俺するのやだから…」
BH「ふーん。あんな綺麗な人が
誰からも声かけられないと
思ってたのかぁ？」
JD「な訳ないでしょ笑。」
BH「だよなぁ〜。それわかってて
イミフなんだけど」
ベクが
ピョンと机に乗っかってきた
BH「ペア成立したら
舞台の上でどんなこと要求されるか
わかんないの？
想像しなかった？」
覗いてくるベッキョナ
可愛いぞ！でも許さない…笑
JD「…それ、
ベクがyuraとすんの？
えっへ？
ちょっと本気で怒るよね…俺」
BH「わーーーっっ、
そう言うこと言う前に
ちゃんと捕まえておけよ。」
JD「降りて。」
突然かよ？
このレースから降りろと？
お前らが
煽ったんじゃねーの？
BH「先輩泣きそうだった。
もう…いいのって
言うんだよなぁ？」
JD「…はぁ」
溜息をつくのも
絵になるわ、ジョンデ！笑
BH「先輩の
あの顔見せたかったよ」
そう言って…
ちらっとジョンデを見る
足はブラブラさせてるけど
俯いて顔あげないけど？
やっぱシッカリ言ってきた
JD「代わって、俺と…」
BH「……だよな。」
それしかないだろと思う
JD「うん。ベッキョナーんっ！」
急に
抱きついてくるのかーい
BH「おーんっ？」
JD「ほんと好きっ！ぎゅっ」
BH「知ってるw」
結局、ピンチヒッターというか
本命とジョンデは組むから
正真正銘のガチペアだよね
そう…コレいいかもなっ！
トロフィーは近い、
マジもう
半分手にしたも同然！
ハっ！！
すっかり……
忘れてた！
対抗馬は…ドギョンスと
Aちゃん、、キミ。
その後
自分がどんだけ
見せつけられるかって
いう一番大事なことを
ep.10→
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作者名：ちぇんのらん
| 作成日時：2017年10月1日 14時
