ep.48 ページ49
＊
俺がちょっと抑えられなくて、
ポッケの中の手を
握りしめたら
可愛くため息を出すAちゃん。
追い込むなら今だと思った
KS「もう消して……その頭の中にいる
幼馴染の影が、まだチラつく？」
『…え？ううん。そんな事思ってたの？』
ギョンス君と話してると
ドンドン引き込まれる言葉を投げてくる
KS「さっき…視線逸らしたから。違う？」
『困った…すごく困った笑』
困ってる顔も可愛い…
もう…やっぱり誰にも譲りたくない
『あのね、まだ自分の気持ちもちゃんと
確認できないままドンドン意識しちゃって』
KS「…だれを？」
ってワザと聞いてみたい
そしたら
『…ギョン、ス君のコト////』
待ってた…一言が返ってきた
KS「じゃ、ちゃんと見て？
ちゃんと俺に送って…Aちゃんの気持ち」
立ち止まった
ギョンス君の手は
私の手から離れると
その手で
ギュッと抱きしめられた
『…っ//////ギョン、』
KS「驚かない。さっき、練習した…笑」
『…さ、っきと、チガウ//。全然』
KS「A?」『…ん？』
KS「好きだったよ。…だから
Aに頼んだ。
きっかけが欲しかった」
こんな日は
人は潜在してるものが
ひょこっと顔出す
好きなんじゃないかな？
きっと好きなんだと
思い込んでしまうし
事実もうきっと好きなんだ。
ココで鳴り止まない
ドキドキは嘘をつかない
正直に好きなんだよって
教えてくれてる気がした。
けど…
『今日の勢いなら…ヤダ。
ホントに好きになるよ…
ギョンス君の事』
KS「フッ。勢いならここに来ない。
連れて来たのは…、
Aちゃんの気持ち
確かめたかったんだよね。」
KS「抱きしめてるのに
Aちゃんの手が
回って来ない。寂しいな」
『…ぁ、////回しても、いいの？
ギョンス君の背中に…
何処やっていいか
わかんない、自分の手w』
KS「わかんないって…
全く…ククッ
こーいうとこも…大好きだよ…A」
そう言うと、
ギョンス君の手は、
私の手首をとって
ギョンス君の背中に
持っていかれた
KS「ほら、これでOKだ、ん。」
凄い密着感……もうダメだ
呼吸が……できないよ
無意識に見上げると
ギョンス君にやっぱり
見られてる……
見られてる事が苦しくて、
嬉しい
KS「A…
ペペロkissはもうしないから」
『……///ぁ、ん？』
LAST→
………………
いよいよラスト
longver.は青い鳥に…
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作者名：ちぇんのらん
| 作成日時：2017年10月1日 14時
