ep.34 ページ35
＊
右端に私
反対側にギョンス君
隣ではジョンデ君が
JD「yura…大丈夫よ。目閉じてな？」
余裕だな？ジョンデ……
今日は迷いが
微塵もないらしい
「…10センチで切って？」
JD「えへぇ？yura
それじゃ長すぎでしょう？」
KS「先輩の頼みだ。
そこで切っとけよ。
俺らは5センチで切る」
『5センチって…え？
お弁当のピックより短いよ、
ギョンス君！』
JD「いいの？俺もっと行くよ〜笑」
「ジョンデくんっ。煽っちゃダメ」
KS「ふーん。じゃ俺もそうするわ」
JD「…え？」
『おい！2人ともやめてくれぇ。』
見ればジョンデ君が
ギョンス君を振り返って
若干驚いてる
その後ろに見える先輩が
綺麗すぎて……
なんか、違った意味で
ボーッとなってる私。
だから、
2人のこの後の話が
よくわかんなかった。
JD「ギョンス、
お前自分で言ってることわかってる？
ドシタ？」
KS「ふっ…♪
ミイラ取りがミイラに
なりそうなんだけど」
JD「会場ちゃんと見てから決めろ。
あの顔見えてるでしょ？」
KS「…ガチで行きたくなった。
もらっていい？この人」
JD「おいぃ〜〜ww」
MC「では、スタートですぅ！」
ギョンス君と真正面なんだけど
こんな至近距離初めてで
いや当たり前か…
ペペロって何センチだったかな？
時々チラッと見ると
ギョンス君と目が合う
いつ見ても……
目が合う…え？
ずっと見てるの？
ワタシノコト
いや！
長さを……見てるんだよねw
ペペロのっ。
……………
こんな役
引き受けた俺がバカだった
Aなら
やれると思ってたのは
間違いだったかも……な。
Aじゃない方が
良かったかな
いや、違う……
Aとのチャンスが
欲しかったのかもと思った
少し伏せ目がちに
目の前にいるAちゃん。
カワイイ…
こんな場所じゃなきゃ
抱き寄せちゃうかもって……
思うなんて
ルール違反だ
けど、見てると……なんか、
殆ど噛めてない笑笑っ！
じゃ……俺から噛むしかないよね
勢い余ったら……ゴメン
ep.35→
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作者名：ちぇんのらん
| 作成日時：2017年10月1日 14時
