ep.32 ページ33
＊
手繋ごうっていっても
あまり
反応が返ってこないAちゃん
横に並ぶ
Aちゃんの髪が
さっき走ったせいで
少し絡んでた
KS「…ココ、絡んでる、」
人差し指で
彼女の髪を直してあげたら
Aちゃんの頬がさ、
みるみるうちに
ピンクに染まる
KS「ドシタ？」
『…いや、
急に髪触られるとぉ、ビックリ」
KS「Aちゃん、慣れて？
こんだけで
ドキドキしたら、勝てないよ」
って、実は
自分に言ってるっていう…
本末転倒……
目的を見失ったら
どうしよう
抑えて、深呼吸して
俯く顔をあげた
KS「がんばろっ。
Aちゃん、行くよ？」
ステージまで
手を繋いで歩くと
拍手と歓声と、
そして
目を開けられないくらいの
ライトが眩しくて
緊張で
ぶっ倒れそうになるカラダを
必死で支えた。
KS「倒す相手は
あそこだけ。いい？
ジョンデ達だけに
フォーカスかけるよ」
『…うわっは。
ギョンス君、無理かも』
KS「…まぁ、どっち転んでも
ピザは食べられそうだね。フフ」
そんな言葉を
かけてくれてくれたおかげで
何とか転倒を
耐えしのげたっ！
MC「それでは、
エントリーNo.12のペアと
そうですねぇ、
逆No.21のペアにしましょう。
前へどうぞ〜〜」
CY「おい…っ！」
BH「……」
HI「事実上の決勝……だよね、これ。」
SE「どっち応援しよう……」
JI「俺、ジョンデヒョンの方のヌナ〜！」
また、
ジョンイナの的外れな答えww
SE「これ、GIRLSコンペティション？
じゃないからね」
JI「…ぁ〜〜っ。」
ep.33→
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作者名：ちぇんのらん
| 作成日時：2017年10月1日 14時
