ウソをつくのも勇気がいるんだから(JD)… (ページ6)

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『ホンキ、の…
お買い上げなんですね』

JD「当たり前ぇ。だから走ったんじゃん！」

『アタシだって、走ったもん！
今日発売楽しみにしてたのにぃ。』

もう無理ぃ。座り込みそう……

JD「…ふーん。…分かったぁ。」

って言うと

グッと腕を掴まれて
キャシャーまで連れていかれた。

「6700원です。」

あ～ぁ……
その本を前に出すんですね

やっぱり買うんじゃん。
私の目の前で…これ見よがしにぃ

でもその後、この人が言った言葉が

JD「次、行こっ！？他のとこっ」

『…へ？』

な、なに言ってんの？

JD「これは！俺のだけどぉ、キミも
欲しいんでしょ？」

「ありがとうございましたー」

この腕捕まれたまま

何処へ行こうって言うのよ？

『っあの！ちょっとまっ……』

JD「大通り高架下潜ったら脇通って

1番突き当たり、

あそこに本屋あるじゃん？」

そう言いながら…ズンズン
連れていかれて

スクランブル交差点を渡る直前

JD「スンゴイ人だから、手繋ぐよ」

って……

な、なに////？いきなり

『ねぇ～～オネガイ！
キムジョンデさんだったよね？
そこ遠い………ぃ！！』

JD「そうでもないでしょ？」

『いや、もう時間もあと20分しかないし、社に帰らないと行けないし』

JD「あ、そんなに、欲しくないのかなぁ？」

『欲しいよっ！欲しいですけど」

JD「行っとくけど…
今週のコレ。完売必須だよ～笑」

『だから、なんなの？
な、なんでそんなことわかるの？』

JD「ふはは…リサーチ不足だなぁ。この人

まったく～～っ」

広い交差点を渡り終えて

渡ってしまえば2分で着いたそこ。

やっぱり……在庫が数冊だった

JD「ほらぁー！やっぱり。』

『ほんとだ…ww。』

ぁ////買えたぁ！