Chap.310 ページ44
二人揃って、必死に
目を合わせないようにしていた。
沖「まさか、もうバレてるなんて
言いませんよね。」
口が裂けても言えない、会ったなんて。
隠すことはしないから察してほしいと
思っていると、沖矢さんがため息を吐いた。
沖「そういうことは早く言ってくださいよ。」
『すみません…。』
安室さんは何も言わなかった。
私が黒ずくめの組織と接触した時は
安室さんもいた、しかもバーボンとして。
沖「それなら尚更、僕の家にいて
もらった方がいいです。」
安「…理由をお聞きしても?」
安室さんはさっきとは違って、落ち着いている。
沖「セキュリティは固い方ですし、どちらかと
言えば僕の方が家にいる時間も長いです。
何かあった時も、僕の方が
すぐに駆けつけることができるかと。」
安「要するに、僕は信用ができないと?」
沖「正直に言えばそうですね、今までのことを
思い出してください。否定できますか?」
安室さんは何かを言いかけたけれど
すぐに口を閉じる。
そして、真っ直ぐと
沖矢さんを見て口を開いた。
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麺たらコ(プロフ) - イアデビルさん» ありがとうございます(^^) (2020年3月22日 17時) (レス) id: 520e2812b2 (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - とっても面白いです!最新待ってます!頑張ってください! (2020年3月19日 2時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
ムニ子。(プロフ) - ぎょなさん» 読んでくださって、ありがとうございます!これからも頑張ります(^^) (2020年1月26日 20時) (レス) id: 520e2812b2 (このIDを非表示/違反報告)
ぎょな(プロフ) - 次回更新日書いてあるとありがたいですね!とても面白い作品です!!楽しみにしてます^^ (2020年1月20日 23時) (レス) id: a2b2f6be31 (このIDを非表示/違反報告)
ムニ子。(プロフ) - まゆさん» 読んでくださって、ありがとうございます(^^) (2020年1月12日 13時) (レス) id: 520e2812b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麺たらコ | 作成日時:2019年8月29日 22時