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Chap.237 ページ9

『私のせいですか…?』

赤「…なぜそうなる。」

『もしかして、今日買い出しに
行くつもりだったんじゃないんですか?』

赤「いや…。」

『そうですよね、久々に休みが
取れたって言ってたのに…。

私、ごめんなさい。気づかなくて…。』

何でだろう、赤井さんがFBIってことを忘れてた。

そういえば、私がこの家に来てからずっと
夜遅くまで仕事をしていた。

本当に久しぶりの1日オフだったんだ。

『私、買い出し…行ってきます。』

赤「あ、おい…!」

小走りで赤井さんの横を通ろうとすると
手を掴まれた。

赤「落ち着け。Aのせいじゃない。」

『でも…。』

赤「映画を見ようと提案したのは俺だ。
買い出しも、たまたま忘れていただけだ。」

『忘れてたんじゃないですか…。』

赤「俺も人間だ、忘れることもある。」

赤井さんは、そっと掴んでいた手を離して
大きな手で優しく私の頬を覆った。

赤「一緒に行くか?沖矢 昴でよければだが。」

敵わないなあ。

『行きます、行きたいです。』

真っ直ぐ目を見て答えると、

ふっと柔らかく笑って
頭をクシャりと撫でられた。

赤「ん、すぐに準備する。」

自分の部屋に向かう赤井さんの後ろ姿。

何故か、あの人を思い出してしまう。
二人がどこか似ているからだろうか。

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設定タグ:名探偵コナン , 赤井秀一 , 安室透   
作品ジャンル:アニメ
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理緒(プロフ) - 落ちは赤井さんが良いです! (2020年8月15日 0時) (レス) id: 1cb7c9a601 (このIDを非表示/違反報告)
ムニ子。(プロフ) - いちごロール@ゆなさん» コメントありがとうございます(^^) 今のところ残そうと思っています(*´-`) (2019年8月30日 1時) (レス) id: 2ce796e8be (このIDを非表示/違反報告)
いちごロール@ゆな(プロフ) - 作品残して欲しいです...! (2019年8月21日 13時) (レス) id: b64f8aba6b (このIDを非表示/違反報告)
ムニ子。(プロフ) - 曇天に笑うさん» そう言っていただけて嬉しいです^_^ 8月の中旬には更新できると思いますので、お待ちくださいm(_ _)m (2019年7月21日 19時) (レス) id: 2ce796e8be (このIDを非表示/違反報告)
曇天に笑う - 続き早く見てみたいです (2019年7月8日 6時) (レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:麺たらコ | 作成日時:2019年3月22日 20時

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