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3-3「術式」 ページ13




 喉が渇き始めた頃皆で休憩する事になり、桑は皆と少し離れ日陰で休んでいると周りは呪具の持ち運びの話になった。


伏「獲物で近接を補うのは賛成ですけど、術式上両手はパッと空けられる様にしたいんです。禪院先輩は2つ以上持ち歩くこととかザラですよね?どうしてるんですか?参考までに」
禪「パンダに持たせてる」
パ「物を出し入れできる呪霊を飼ってる術師とかもいるよな」
禪「それは無理だろレアだし、飼い慣らすのに時間もかかる」
伏「…桑も前五条先生と手合わせしてる時刀持ってなかったか?」


 話を振られると思っておらず焦り「え、あ、自分は刀自体を具現化するし?呪具はいらねぇんだよ…ね?」と疑問形で答えてしまう。


 伏黒はその返答にピくっと少し反応し考え込む。


釘「ねぇ(あんた)桑の術式って何よ、教えなさい」
桑「あ?釘先(てめぇ)みてぇな上から目線野郎には教えたくねぇわ」
釘「はぁ?一緒に任務するかもしれねぇだろ教えろ。死んでも知らないわよ」
桑「安心しろ。釘崎(お前)よりも強ぇわ」


 言い合いをしていると伏黒の問題は解決していた。


────────

※一話分が一ページにギリ収まらない為、二ページ通用しています。
半々で少なくてめんご

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作者名:黙れカス蕎麦 | 作成日時:2019年9月23日 15時

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