ぼやける視界。 ページ8
ざらついた舌が
私の一番敏感な部分に触れる。
ビクッと身体が震えて
頭が麻痺したみたいに何も考えられなくて。
ただ、ただ、気持ち良くて。
「も、だめぇ…んんっ…」
その先の快感が直ぐソコまできてるのに
裕太くんの舌の動きが止まった。
「ーっ、んんっ…」
玉「まだダメ」
「…っ、」
玉「ねぇ、俺のこと好き？」
「んっ…ん」
玉「頷くだけじゃなくて、ちゃんと言って？」
息が上がって
上手く声が出せなくて
頷いたら、ダメ出し。
好きだよ。
大好き。
大好きで、苦しいくらい。
「───好き。大好きぃ…」
今まで我慢してた何が
涙と共に溢れ出してた。
悲しくて泣いてるんじゃないの。
どうして泣いてるのかわからないけど
こうして確認して、確かめ合わなきゃ
私も不安になるんだって気付いた。
好きがいっぱいで
どうしようもなくて。
顔を隠してた手をゆっくり剥がされ
ぼやける視界に優しく微笑む裕太くんの顔。
玉「やっと、素直になった」
そう彼が小さく笑って
優しく目元、額、鼻、とキスを落とした。
玉「俺も好き。大好きだよ」
「…っ、」
玉「一緒。同じ。
だから不安にならなくて大丈夫だよ」
「…っ、」
玉「ふふっ、そんなに驚かなくても。
几帳面で真面目なAが
連絡無しに家に来るなんて、変だもん。
絶対何かあるって思った」
そう言って優しく髪を撫で
抱きついた時一瞬ぎゅっと力が入ったの、
俺、見逃さなかったよ。って
小さな声で私に囁いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5103人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りさ - また続編見たいです(*^-^*) (2021年4月10日 0時) (
レス) id: 41dc70dfaa (このIDを非表示/違反報告)
なゆ(プロフ) - いつの日か続きが見れる日を楽しみに待ってます！ (2020年1月4日 15時) (レス) id: 3cf62938b7 (このIDを非表示/違反報告)
ﾀ ﾏ ﾓ ﾘ _ ﾋﾟﾖ ﾏ ﾙ(プロフ) - たまこさん» 私もキミシリーズは大好きです(≧∇≦) 「キミはトクベツ」の裕太くんのヤキモチは何度読んでも胸キュンが止まりません！ こちらこそ、このような胸キュン作品を書いてくださった、たまこさんに感謝、感激です(T_T) (2018年1月13日 11時) (レス) id: ac67987a8b (このIDを非表示/違反報告)
たまこ(プロフ) - ﾀ ﾏ ﾓ ﾘ _ ﾋﾟﾖ ﾏ ﾙさん» キミシリーズを読み返してくれてるんですね。感謝(;_;)感激です。(;_;)裕太くんのお話でキミシリーズは私もお気に入りです。 (2018年1月13日 1時) (レス) id: 0da3131f85 (このIDを非表示/違反報告)
たまこ(プロフ) - ゆうみさん» ゆうみさん、いつも温かいメッセージありがとうございます(;_;)感謝です。嬉しくて今日は更新しちゃいました。(笑)引き続き楽しんで頂けたら嬉しいです。 (2018年1月13日 1時) (レス) id: 0da3131f85 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：たまこ
| 作成日時：2016年2月3日 9時
