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繋いだ手。 ページ5

玉「どれくらい待ってた?

手、めっちゃ冷たいじゃん」



「…え?あ、そんな待ってないよ?

大丈夫。…うん」








大丈夫じゃない。


いつまで手、握ってるの?


なんか、変な汗、出そう。






裕太くんの大きな手が


私の手に被さるようにして


ぎゅっぎゅって。







ドキドキしてるのが


手から伝わりそうで、


どうしていいかわかんなくて


思わず、黙ってしまう。







「……」



玉「……」







片手で運転してる。


すごいなぁ、って感心してる場合じゃない!







「ゆ、裕太くん!」



玉「ん?」



「て、手!」



玉「て?…あー!手?!」





あ!って顔して、バッと離された手。






玉「あ、ご、ごめん

つい、あ、いや、ごめんね?」



「う、うん…」







裕太くんの手は、ハンドルへと戻った。






自分から言って、離してもらったのに


なんだか、寂しい気持ちになる。




なんなの?これ。


変だよ。私。






裕太くん、ついって言った。


ついってなに?


つい、クセで握った。


なんて言われたら凹むかも。






凹むって。


私、どうしたんだろ。


誰にでもしてるのかな?とか


またからかわれてるのかなとか


色んなこと考えてる。







もう、わかんないよ。


胸の奥底でチクチクしてんの。







ああもう!


考えるのやめよ。








窓の外見れば


街路樹にキラキライルミネーションが


飾ってあって、私の気持ちとは裏腹に


すごく綺麗で


余計に胸が苦しくなった。

気付いた気持ち。→←こっち。



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設定タグ:玉森裕太 , キスマイ   
作品ジャンル:恋愛
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ちゃんみき - いつも、楽しく読んでいます。これからも更新頑張ってください。 (2015年8月18日 21時) (レス) id: cbc0cce61c (このIDを非表示/違反報告)
たまこ(プロフ) - 由貴さん» パート3ではもっと胸キュンなはず!(笑)一つ一つにコメントありがとうございます^_^ (2015年3月11日 0時) (レス) id: 978d45639a (このIDを非表示/違反報告)
由貴(プロフ) - 胸キュンします!!裕太君に~! (2015年3月11日 0時) (レス) id: 08fed4a8fe (このIDを非表示/違反報告)
たまこ(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます!毎日チェックして頂けてるのですね!嬉しいっ!なのに毎日更新出来ずごめんなさい。(笑)是非パート3でもお付き合いくださいね! (2015年1月28日 17時) (レス) id: 978d45639a (このIDを非表示/違反報告)
たまこ(プロフ) - 42ちゃい!さん» 順番逆にすればよかったかしら(笑)キュンキュンして頂けて嬉しいです。パート3でもお待ちしております! (2015年1月28日 17時) (レス) id: 978d45639a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまこ | 作成日時:2014年12月12日 22時

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