ep.52美人のイタズラ ページ6
私は…
改めてガラスに映った自分を眺め見てみる。身長は低いし胸もぺったんこ。俗に言う童顔。こういう部分は実はコンプレックスだったりする。
銀時は背も高いし体もがっちりしてるし…
リサコさんみたいなスタイルの良い人と絵になるんだよね…
「はぁ…」
仲良さげな銀時とリサコの姿を遠目で見てはAはため息を繰り返していた。やがて2人はそれぞれ仕事に取り掛かり始めたようで、
「Aちゃん」
リサコがAの座る席へと上機嫌な様子でやって来た。まだ客足も多くないからかリサコはAの隣に遠慮なく座る。
「あの…お仕事は?」
遠慮がちにそう問うとリサコは「ふふふ」と笑った。
「いいのよ、銀時がやっといてくれるもの」
「…。」
すごく、信頼してる。
リサコはそれに関しては特に続ける気もないのか「それよりも…」と笑った。
「アタシはAちゃんとお話したいわ」
「私とですか…?」
一体何の話だろう…?
リサコは口元に笑みをたたえてAの頬を指でスッと撫でた。
「アナタは…銀時とどんな関係かしら?」
予想外の質問にAは首を傾げる。リサコはAが銀時の彼女だと知っているはずだ。
「こ、恋人ですけど…」
「それは相思相愛って事かしら」
リサコは意味深に笑っていた。
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lying doll(プロフ) - 彩彌さん» ギスギスしてます笑。今までに無かったぐらちギスギスしていて楽しいです笑笑。いつもありがとうございます(^-^)/ (2016年7月1日 23時) (レス) id: 9b1d9c93d0 (このIDを非表示/違反報告)
彩彌(プロフ) - どうした夢主!?どうなる2人!?続きが楽しみデス(*´ω`*) (2016年7月1日 22時) (レス) id: 5fe99d50ec (このIDを非表示/違反報告)
lying doll(プロフ) - キャンディさん» ありがとうございます!久々に殺伐とした雰囲気の2人をお楽しみ下さい〜(^-^)/ (2016年6月30日 22時) (レス) id: 9b1d9c93d0 (このIDを非表示/違反報告)
キャンディ - 続きがめっちゃ気になって仕方ありませんw (2016年6月30日 21時) (レス) id: 4af2ad187b (このIDを非表示/違反報告)
lying doll(プロフ) - えんどー豆さん» わりとズバズバ聞くタイプな様です( ˘ω˘ ) (2016年6月26日 19時) (レス) id: 9b1d9c93d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:lying doll | 作成日時:2016年6月11日 19時