甘党彼氏といちご牛乳、【銀魂】

ep.90銀時流お仕置き方法 ページ46

_____…。


「今日は…優しくしてやんねェから」

銀時の冷たい言葉に身が竦むような思いになる。実際問題このキスマークには銀時が思うような意味は無いのだが…


恥ずかしくて言えない！
バレたら死んじゃうよ！！


"誤解＜自分の恥"

この方程式が頭の中で確立してしまったAにもはや他の方法など思い付かない訳で。

そしてそうこう考えている内に銀時のスイッチは入っているようで、キャミソールの裾から銀時の手が入ろうとしていた。

「ひゃっ…！？」

ヒヤリ、とした手の温度に小さな悲鳴を上げる。その手がゆっくりと自分の体をなぞる動作に体がビクリと揺れた。

「…お仕置きって感じじゃねーよなコレ。どっちかっつーと気持ち良さそうだし」
「そ、そんな事…」
「言ってるわりに……」

銀時はフッと笑うと耳をペロリと舐めた。ゾワッと肌が粟立つ感覚に顔が赤くなる。それを見て「ほらな？」と銀時は意地悪く笑った。

それを見てAは察した。「今日は優しくしてやんねェ」という言葉の意味を。

「お前って耳とか弱いもんな。あと…」
「ひぁっ…！？」

銀時曰く「弱い」と言われるポイントに触れては意地悪い言葉と笑みを浮かべる。


か、完全にドSスイッチ入ってる…！！


それが銀時流のお仕置き方法なのであった。

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