標的1 ページ3
城の中のとある広場にボスではあるザンザスと
銀髪の男…スクアーロが王子も姫の前に立つ。
ス「ゔああああい！てぇらには今から入隊試験を行ってもらう！」
ベ「はぁ？入隊試験？」
貴「なんで僕たちが入隊試験なんてやらなきゃいけないわけ？」
ベ「そうだぜ、オレたち王子と姫だぜ？やる意味あんの？」
ス「大有りだぞぉおお！実力がモノを言うヴァリアーでは上に立つ者は実力を示す必要がある！それに加えお前らはまだガキだ。ヴァリアー内ではまだお前らを幹部と認めねぇヤツらがいる」
そこら中からヴァリアーの隊員が現れる。
ス「てめぇらにはそいつらの相手をしてもらうぞぉ！」
ベ「しっしっ。うぁ〜ぞろぞろと現れやがる」
貴「ざっと100人ぐらい？」
ス「こいらを相手にして生き残っていたら入隊を許可する」
貴「はっ！こんな簡単な試験でいいの？こんな雑魚相手10分もかからないよ(にや」
「なんだと⁉」
「貴様らガキ相手にやられる我々ではない！」
「ガキは死にな！」
ベ/貴「かっち〜ん」
ベ「こいつらコロスっ！」
貴「ねぇボス。こいつらヤってもいい？」
ザ「…………好きにしろ、弱い奴はヴァリアーには必要ねぇ」
ス「始めるぞぉ！」
スクアーロの声で構え始める隊員
余裕な双子
ベ「なあ、競争しね？」
貴「いいね！やろ！先に多く殺した方が勝ち！」
ベ「ok〜♪乗った！」
双子にとってこの試験は遊び、殺しも遊び
ただのゲームでしかない。
ス「始め！」
一斉に掛かってくる隊員たち
「はっ！今更怖気づいたか！」
「死ねぇ！」
ザシュッ……
肉が切れる音ともに血が溢れ出す
襲いかかってきた隊員たちはもう息をしていない
貴/べ「しっしっしっ！よっわぁ〜」
「なっ何が起きたんだ⁉」
「一瞬でヤられたぞ！」
貴「あ〜今の5対5ってとこかな？」
べ「つーか、こんな攻撃するら見えないとかヤバくね？」
貴「僕たちのこと馬鹿にしといてね？」
仲間の一瞬の “死” で戸惑いを隠せない隊員たち
自分たちは幹部ではなくてもボンゴレの精鋭と言われたヴァリアーの隊員
そんな自分がガキ2人に押されると思わなかった
この間にも双子によって仲間が次々ヤられて行く
隊員たちの心は勝機から恐怖に変わろうとしていた
ですが…………
双子は知らないのです
死の淵に追いやられた人間は
どんな事をしても生きたい思うことを
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作者名：夕鬼 | 作成日時：2017年9月14日 18時
