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prologue ページ1
昔々あるところに王子が2人、姫が1人の
3つ子が生まれました。
王子2人は仲が悪く毎日ケンカをしていました。
姫はその2人をみていつも楽しそうでした。
王子2人は姫が大好き。
姫は1番目の兄は嫌いで2番目の兄は大好きでした。
そしてある日…ケンカの内容が大好きな姫の取り合いでした。
姫はまた引き分けで終わると思っていましたが
ケンカは規模を増し城中に広がりました。
そこら中が血の海。
姫の服と顔は返り血でいっぱい。
けれど姫は血を見て楽しんでいました。
城中の人間は殺されてしまい残っているのは
興奮している2番目の兄と姫だけでした。
殺しの快感が堪らない兄。
血が好きな妹。
2人は家族が死んでもお互いがいればいいといいと思いました。
家族の墓を作り、荷造りとお揃いのティアラをつけ
王子と姫は城を出て森の中をさまよい
街に入り1人の男に会いました。
男は王子と姫の実力を買い自分のボスの元へ連れて行き
ボスは高々と笑い迎えてくれました。
王子と姫は初めて人の下につくことを選びました。
それは2人にとってボスは上に立つ存在だと感じ取ったからです。
そしてこの話は王子と姫の入隊からのお話。
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作者名：夕鬼 | 作成日時：2017年9月14日 18時
