かまって？ ３

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玉森くんは人見知りなはずなのに

それを全く感じさせないほど楽しそうに笑ってて…



さすが営業マン、、







裕「午後のお仕事も頑張ってくださいね！」



『「ありがとう」』



莉子「玉森くん、またね」



裕「はいっ！
Aさんっ、また明後日会いましょう！」



『そうね、会社でね。笑』




私たちが背を向け歩き出すまで

キラッキラの笑顔で手を振る玉森くん


…笑







その笑顔を見ながら

可愛い可愛いって大興奮の莉子

笑






莉子「ちょっとー、いいじゃん！玉森くん。
初めて話したけど思ってた以上に素直で可愛い！
試しに付き合ってみたら？」



『何言ってるの。笑』



莉子「いいじゃん、お試し交際♪
ダメなら別れたらいいんだし？」



『お試しなんて失礼すぎるでしょ、』



莉子「えー、
玉森くんならお試しでも大喜びすると思うけど」



『ダメ』



莉子「なんで？」



『なんでって…』



莉子「私は玉森くんいいと思うけどなー。
純粋で素直で一途！
なにより、Aのことが大好きだし。
さっきの玉森くん、Aへの愛が溢れまくってて微笑ましかったもん」







玉森くんはいつもそう



最初の頃は揶揄われてるのかなって思ってたけど



毎日毎日、

言動で、全力で好きだって伝えてくるから

揶揄われてるわけじゃないんだって分かった





分かったけど、





玉森くんのことを恋愛対象として考えたことは

一度もなかった

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