Secret Valentine's Day 2nd

☆Hidaka × Ryo ページ20

飛貴said



今日は、バレンタインデーに学年一のモテ王子橋本先輩とデートだ。



まぁ、デートだって思ってるのは僕だけなんだけど･･･。




星空研究部という星を見るだけの部活なんだけど、今日は、特別な星が見れると聞き二人で調査してこいと･･･。




でもさ、橋本先輩ってバレンタインデーは女の子とデートがよかっただろーな･･･





＿＿＿ボフンッ。



飛貴「痛っ」




ぼけーっとしてたら、急に足を止めた橋本先輩の背中にぶつかった。





涼「あっ、ごめん！痛かった？」



痛いの痛いの飛んで行けーとか言いながら、ニコニコスマイルで僕のおでこを撫でる先輩。




飛貴「そ、そこまで痛くないですぅ！」




涼「可愛いな、俺の愛しの後輩ちゃんよぉー！」




今度はくしゃくしゃと頭をボサボサになるまで撫でられた。





飛貴「んー！もう！僕は犬じゃないです！」




涼「ははっ！ごめんごめん！あのさ、まだ日も落ちてないし、クレープ食べない？」




先輩が指さしたすぐ目の前にあるクレープ屋さん。




飛貴「すごい、並んでますよ？」




涼「いいじゃん！いいじゃん！並ぼ！」

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