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Earth 16 ページ18
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「香歩おはよう」
「おはよう〜」
「おはようさん〜」
「章大もおはよー」
次の日の朝はいつもと同じに見えた
でもふたりの間には少しだけど距離があった
いつもは絶対香歩のとなりには章大がいたけど
今日はあえて章大はそうしなかった
だから私は何気なくふたりの間に入って
そのまま話を続けた
香歩は多分それに気付いたみたいで
少し驚いたような顔をしていたけど
私は構わず話を続けた
何となくその日はうわべだけの会話が続いて
やっといつもの曲がり道
「じゃあ私、バイトだからここで」
「うん！香歩またね」
章大はどうする？
章大は..
「また明日な〜」
その時の章大の顔は少し悲しそうだったけど
少し清々しくも見えた
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作者名：たりら | 作成日時：2018年5月16日 21時
