# ページ15
教室に戻ると思った通り、みんなの視線を浴びることとなった。
「なんだね。僕に用でもあるというのかな?」
ジョンキー君は、人差し指をさっと出して「sparare‼」と叫ぶと、
ジョンキー君の人差し指からは、煙が出てきて、その先を見ると、壁はバラバラ、粉々になっていた。
クラスでは、ぎゃああああああ!! と発狂する者、驚きのあまり固まる者もいた。
「うるさいな、君たち僕のことをイジメたりしたら……イジメたりしたら……僕怒って……オメェらの脳みその前頭葉だけえぐり取って、ぐるぐるミートソースにしてやるぞ、ゴラァ‼」
最初は落ち着きながら言っていたが、どんどん顔が怖くなり、学校中に響きわたるくらいの大きさで叫び、
クラスの人たちをヤバイくらい恐ろしい形相で睨みつけてきたので、
女子はガクガク震えだしたり、ギャーーっと叫んで倒れたりした。
男子は教師の忠告通り、目を合わせないものは半数いたが、他は女子と同様、ガクガク震えだしたり、白目になって倒れたりしていた。
しかも、今は国語の授業の様で、国語の女の人の教師も同じ様子だ
でも、僕と木林くんは、ジョンキー君の後ろにいて、ジョンキー君の顔は見ていないので、ただ呆然とクラスの人たちの顔を見ていた。
「さぁ、やっと静かになりやがったぜ……、さてアプラちゃんとキースリはおいで?」
ジョンキーはこっちを向いたが、顔は極めて爽やか。 ただ、目が白目なことは変わりないが。
しかし、アプラちゃんとキースリって何だ? 僕と木林くんは目を見合わせて頭にはてなマークを10個くらいうかべる。
「あ? どうしたのだい? そうか、梅沢くんはアプラちゃんで、木林くんはキースリさ!」
ジョンキー君は両手をバーっと広げて、まるで広い、広い草原を走るミートボールパスタのようだ。
「ま……まってよ! そのあだ名はどこからぁぁぁ!?」
やっぱりそのあだ名がどこから来たのかよくわからないので、ジョンキー君に思いっきりツッコんだ。
そしたら、ジョンキー君は チッ と軽く舌打ちして、
「しょうがねぇ坊っちゃんだ。 そんなの、梅沢くんが梅が大好きだからに決まっているでしょうが」
いや、好きじゃないけど。 と首を振るとジョンキー君の口から煙のようなものがブシューーーっと噴出し、目から赤い光をだした。
その姿は恐ろしく、さっき倒れなかった人も、僕と木林くんを含め、ぶっ倒れてしまった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
岡本木良天歌(プロフ) - 星空回想列車さん» ありがとうございます! 更新頑張ります! (2018年3月15日 17時) (レス) id: a0ccc02166 (このIDを非表示/違反報告)
星空回想列車 - 岡本木良天歌さん» とても面白い作品なので、これからも読ませていただきます!更新頑張って下さい^ - ^ (2018年3月14日 21時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
岡本木良天歌(プロフ) - 星空回想列車さん» はい、改行をやるようにしたいと思います! もう一度読み返して見ます……。 (2018年3月14日 20時) (レス) id: a0ccc02166 (このIDを非表示/違反報告)
星空回想列車 - 訂正…(4つ目のコメント)評価→表示 すみません。人のこと言えませんね… (2018年3月14日 18時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
星空回想列車 - またコメントします。長くなりましたが、これでアドバイスと致します。評価3回しておきました。よければ、私の作品やイベントにも目を通していただけると嬉しいです。 (2018年3月14日 18時) (レス) id: d4fafb716a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ