１７泊目 ページ18
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月島先輩に事の成り行きを全て話した。
かなり情けないことなんだけだ、不思議とこの先輩には話せるんだねよ。
『うんうん』、てちゃんと聞いてくれるしね。
たまに、イヤミ言われちゃうけど！
月「それで、昨日はどーしたの？
友達の所にでも泊まったの」
昨日は………っ言うか、これから当分の事だよね！
「昨日は結局、行くところもないし、お金もないしで………彼氏と住むハズだったマンションに泊まりました。」
月「ふ〜ん…………ん？ちょっと待って！
その部屋って彼と友達が住んでたんでしょ。
じゃ、その友達はいたんじゃないの？」
「えっ…………居ましたね。
て言うか、その人が当分居ていいって言ってくれて…………部屋が借りれるまで、ご厄介になるんです。」
月島先輩の顔が、なんだか凄いことになってるんだけど！
月「ねぇ、その人って男だよね。」
「へっ…………ええ、男の方でしたね。
大学生だそうです。」
月「………………ハァ〜〜キミはバカなの？
いや、バカだったね。彼氏に二股されて、お金を騙しとられて……バカ以外の何者でもないよね！」
ちょっと、ほんとの事だけど、言い過ぎじゃないだろうか？
これでも、傷ついてるのに！
初めて好きになった人に裏切られて、天涯孤独で家もなくて、お金もなくて………誰かにすがりたくでも、そんな人もいなくて、誰の事を信じられなくて…………………
そんなことを考えてると、ほっぺに流れ落ちる暖かいもの。
涙………………
両親が死んだときも、不思議と涙は流れなった。
彼氏の裏切りを知ったときも、泣かなかった。
なのに…………なんで、今……泣いてるの。
月「………………ごめん。言い過ぎだったネ。」
気が付くと、ギュッと月島先輩に抱き締められてた。
「うぅ………せ、先輩……私……私…かな、悲しいのに…………なけ、なけな、かった………」
月「うん、うん、大丈夫。大丈夫だから。」
先輩は優しく優しく、私を慰めるように頭を撫でてくれた。
凄く優しく安心して、私はそのまま眠りに落ちてしまった。
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みぃさん(プロフ) - うたのんさん» コメントありがとうございます。夢主さんには二人の間で揺れ動いて貰いますよ！ただいまはツッキーのターン。次からは及川さんのターンですよ。お楽しみに！ (2017年6月12日 19時) (
レス) id: 7606bf5237 (このIDを非表示/違反報告)
うたのん(プロフ) - 読みました…！面白かったです！及川さんもいいですけど、月島もいいですよね〜（笑）色々と迷いどころです！更新頑張って下さいね！(*^^*) (2017年6月12日 19時) (レス) id: 4548d16a46 (このIDを非表示/違反報告)
みぃさん(プロフ) - みぃちゃん，ｍさん» いつもコメントありがとうございます。ほんとに嬉しいです。この作品はあまり評価もなくて正直、更新をやめようかと思っていたんですが、一人でも楽しみにしていただけるなら、頑張ってね更新しますね。これからも、よろしくお願いします。 (2017年6月10日 22時) (レス) id: 7606bf5237 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん,ｍ - お久しぶりです！分かりますか（笑）今回の作品も、素晴らしいですね！応援してます！！ (2017年6月10日 17時) (レス) id: 04aa308079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃさん | 作成日時：2017年6月4日 14時
