１６泊目 月島side ページ17
月島side
教室に着いて、考える。
なんで、千秋は電車で来たんだ？
そう言えばアパートは引き払ったって言ってたよな。
ご両親が亡くなって、誰かの所に引き取られたと言うことなんだろうか…………
いや、千秋には親戚はいないと聞いてたし、それはないか……………だとすると……
一番、考えたくもない考えが、頭を過った。
まさか、彼氏と一緒に住み始めた………
これは、昼休みに、とことん聞かないとね！
￣￣￣￣￣￣￣￣
ー昼休みー
昼ご飯は山口と一緒に食べて、僕は一人で図書室へ。
ここへ来てるのは、彼女に会ってるのは誰も知らない。
二人だけの秘密。
ガラガラガラ〜
図書室の扉を開けると、彼女はすでに座って勉強をしていた。
あー今日は勉強してる暇はないんじゃないかな。
僕の質問に答えてもらわないといけないからね。
「頑張ってるね！」
貴「ああ、月島先輩。今日は早いですね。」
「千秋に早く会いたくてね！」
貴「またまた〜私にそんな事言ってないで、もっと可愛い子に言ってあげなきゃ！」
コイツはいつもそう。
僕は結構、本気で言ってるんだけど、まったくわかってない。
こんなのコイツじゃなきゃ言わないのに。
「わかんないとことかはない？」
いきなり聞くのも何だから、先ずは勉強の事から………
貴「あーここが、ちょっとわかんないんですけど！」
「ここはね、これをこっちにして、この公式を使うと解けるんだ。」
貴「おお！ほんとだ！流石、月島先輩ですね。」
他にも少し教えた所で本題へ。
「そー言えば、なんで今日は電車だったの？」
然り気無く、然り気無く……
貴「…………んー月島先輩には話してましたよね、彼氏の事。」
そう、僕の好きな子には彼氏がいる。
それも、僕と知り合ったあとに出来たとか。
ホントムカつくんだけど！
まあ、いずれは僕が奪うけどね！
「そうだね。聞いたよ……それで」
貴「恥ずかしい話なんですけど、両親と住んでたアパート……家賃を滞納してたみたいで、追い出されちゃったんです。
まあ、それは仕方のないことなんですけど……住むところを探そうにも１５歳の小娘に貸してくれるような大家さんもいないじゃないですか、そしたら彼が…………」
そこから、千秋は僕に経緯を全部話してくれた。
どうして、僕を頼ってくれなかったんだろう。
頼ってくれれば、なんとかしたのに！
それにしても、その男は許せないな！
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みぃさん(プロフ) - うたのんさん» コメントありがとうございます。夢主さんには二人の間で揺れ動いて貰いますよ！ただいまはツッキーのターン。次からは及川さんのターンですよ。お楽しみに！ (2017年6月12日 19時) (
レス) id: 7606bf5237 (このIDを非表示/違反報告)
うたのん(プロフ) - 読みました…！面白かったです！及川さんもいいですけど、月島もいいですよね〜（笑）色々と迷いどころです！更新頑張って下さいね！(*^^*) (2017年6月12日 19時) (レス) id: 4548d16a46 (このIDを非表示/違反報告)
みぃさん(プロフ) - みぃちゃん，ｍさん» いつもコメントありがとうございます。ほんとに嬉しいです。この作品はあまり評価もなくて正直、更新をやめようかと思っていたんですが、一人でも楽しみにしていただけるなら、頑張ってね更新しますね。これからも、よろしくお願いします。 (2017年6月10日 22時) (レス) id: 7606bf5237 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん,ｍ - お久しぶりです！分かりますか（笑）今回の作品も、素晴らしいですね！応援してます！！ (2017年6月10日 17時) (レス) id: 04aa308079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃさん | 作成日時：2017年6月4日 14時
