１１泊目 及川side ページ12
及川side
チュン……チュンチュン……
「うぅ〜〜今何時だろ？」
枕元にあるスマホに手をと伸ばし、時間を確認する。
７：１５…
今日は確か、３限からだったハズ。
もう少し眠れる………クン、クンクン！
なに、メッチャいい匂いがするんだけど。
部屋を出てみると、
貴「お早うございます、及川さん。」
烏野高校の制服に白いエプロンを着けた、Aちゃんがキッチンに立ってた。
「お、お早う…………えっと…朝ご飯？」
ダイニングテーブルの上には、とっても美味しそうな朝御飯が並んでる。
貴「すみません。勝手に冷蔵庫の食材使ってしまって！」
「あ、それはいいんだけど、凄いネ。美味しそう！
おれ、普段は朝御飯食べないから、ビックリしちゃった！」
貴「ご、ごめんなさい。朝御飯食べられないんですか、知らなくて、すみません。」
「あ？気にしないで、Aちゃんが折角作ってくれたんだもん、頂くよ！」
貴「そうですか、良かったです。
じゃ、私はソロソロ行かないと、遅れそうなので………いってきます。」
「んーいってらっしゃい！………って、ちょっと待って。」
俺は持っていた箸を置いて、玄関へ急ぐ。
「はい、コレ！」
Aちゃんの手に乗せる。
貴「及川さん………」
「コレないと、Aちゃんおうちに入れないでしょ！
まーアイツが使ってたやつで悪いけど、好きなキーホルダーでも付けてね！」
俺が渡したのは、この部屋の鍵。
これは、Aちゃんにここにいてもいいんだよって証し。
貴「…………ありがとうございます。」
ガチャ……バタン
あー言っちゃった。
出掛けに見えた、赤くなったAちゃんの耳……照れてたんだね。
ツンデレかってーの！
それにしても、制服にエプロンのAちゃんも可愛かったな！
ん？
俺、今……なに思った？
Aちゃんが…………
可愛い。
って俺はなに考えてんの！
彼女は親も亡くして、俺の友達にお金をだまし取られてひとりぼっちだったから、取り合えずここにいさせてあげようと思っただけじゃん。
それなのに可愛いって…………
なに考えてんだ！まったく！
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みぃさん(プロフ) - うたのんさん» コメントありがとうございます。夢主さんには二人の間で揺れ動いて貰いますよ！ただいまはツッキーのターン。次からは及川さんのターンですよ。お楽しみに！ (2017年6月12日 19時) (
レス) id: 7606bf5237 (このIDを非表示/違反報告)
うたのん(プロフ) - 読みました…！面白かったです！及川さんもいいですけど、月島もいいですよね〜（笑）色々と迷いどころです！更新頑張って下さいね！(*^^*) (2017年6月12日 19時) (レス) id: 4548d16a46 (このIDを非表示/違反報告)
みぃさん(プロフ) - みぃちゃん，ｍさん» いつもコメントありがとうございます。ほんとに嬉しいです。この作品はあまり評価もなくて正直、更新をやめようかと思っていたんですが、一人でも楽しみにしていただけるなら、頑張ってね更新しますね。これからも、よろしくお願いします。 (2017年6月10日 22時) (レス) id: 7606bf5237 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん,ｍ - お久しぶりです！分かりますか（笑）今回の作品も、素晴らしいですね！応援してます！！ (2017年6月10日 17時) (レス) id: 04aa308079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃさん | 作成日時：2017年6月4日 14時
