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自殺 まふまふ ページ1
少し大袈裟かもしれないけど、僕は君がいないと生きていけなかった
君はなんでか分からないと思うけど…
それほど僕は君に依存していたのかな
初めて会った時からずっと、君に感謝してる
きっと君がいなかったら僕はもう自 殺していたと思う
だからかな
君が他の人と話してるのを見ると胸が締め付けられるように痛いのは
無性に自分だけの儚い君にしたくなるのは
僕だけのことを考えて欲しくなるのは
いっそ殺したいとも思ってしまうのは
僕だけの君にしたくて、僕は君を監 禁した
君は嫌だって
出してって
外に出たいって
僕のことなんか嫌いだったって
そう言って
死んでしまった
自分で舌を噛み切って
僕になにかされるぐらいなら死んでやるって
そんなつもりはなかったんだよ
ただその笑顔を僕だけに見せてくれたら
それだけで僕は幸せなのに
ただずっと一緒にいたかっただけなのに
「なんでこうなっちゃったのかな」
きっと君を追いかけても嫌がるかもしれない
でも、せめてもの罪滅ぼしに
そうじゃないと僕の気がすまないから
こんな僕が君を好きでいて
君の人生を台無しにして
「ごめんね」
強い風は僕の髪をなびかせて部屋に入るよう促してくれる
その風に逆らって僕は足を踏み出した
「今から会いにいくから、待ってて」
グチャッ…
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