【P】朝ごはん ページ4
最近の俺は規則正しい生活をしている。
朝起きて
ばあちゃんの部屋へ顔を出す。
ばあちゃんの朝ごはんは8時半からなんだ。
その時間に間に合うように行くと
俺も出来たての朝ごはんを食べることができる。
なぜかというとAさんが朝ごはんを作りに来てくれてるから。
もちろん、行けない時もある
そんな時は俺の分の朝ごはんが作って置いてあるんだ。
だから俺は
ちゃんと毎日家に帰ってくるようになった。
朝ごはんのために。
その日は前の晩にミウと会ってた。
俺はミウを俺の部屋に泊めることをしない。
なぜかというと
ばあちゃんがひょっこりやってきたりするから。
いくらなんでも
俺が女とベッドで一緒に寝てるところとか見たくないだろうなって思ってさ。
だからたいてい俺がミウの部屋に泊まる。
だけどその日はなんとなく流れで俺のところに来ることになってしまった。
朝マネージャーから連絡が来た。
今日は9時に迎えに行く
と。
やべぇ・・
そうだった・・
俺は急いで支度をして
まだ寝てるミウを置いて出かけた。
今日ばあちゃんはプラチナサークルの日だし
俺の部屋に来ることはないだろうとタカをくくっていた。
マネージャーの車で移動中
ばあちゃんからLINEがきた。
「ともくんの部屋に置いてあるブランケットを借りたいから部屋に入るわね」
と・・
まじか・・・
俺が帰ってからじゃだめなの?
と返事をしたけど
既読にならない。
読んでないのか?
こまったな・・
ミウに電話しても出ないし・・・
どうしたもんだか・・・
でも
どうにもならないうちに
俺は仕事先に着いてしまった。
この先はもう連絡とることはできない。
仕方ないか・・
まぁ
なるようになれ・・だよな。
ばあちゃんびっくりして心臓発作とか起こすなよ・・。
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作者名:Luna | 作成日時:2014年2月23日 11時