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上昇 ページ35

深夜のエレベーターに二人で乗った。

私はまるでエレベーターガールのように階数パネルの前に立ち
Earthは私の左側に少し離れて立っていた。

扉が閉まり私は35階のボタンを押した。

機械音が響いてエレベーターが上昇し始めた。

すると彼は私の方へ向き直り一歩・・・私の方へ近づいた。

そしてエレベーターの壁に左手をつき
私をコーナーへ追い詰めた。

私はどうしていいかわからず
うつむいて自分の足元を見つめていた。


次の瞬間に
彼にいきなり抱き締められた。

「Aさん・・・」

彼の少しかすれた声が耳元にくすぐったく響く・・

「待って・・・どうして・・・」

彼はその問いかけに答えずさらに強く私を抱きしめた。

どうすればいい・・・
冷静な私はこのまま抵抗を続けて腕の中から抜け出すことを指示するのに

もうひとりの私がこのまま彼の腕の中にとどまることを指示した。
結局・・・私は彼の背中に手を回しその手に力を込めた。


彼の唇が私の唇をめがけて
近づいてくる・・・

私は目を閉じて

唇が重ねられる瞬間を待った。


彼のキスは・・

しっとりと柔らかく
包み込むように優しかった。

頭の芯が痺れて自分が自分でなくなってしまうような感覚に陥った・・・


ああ・・・今日はエレベーターの速度が遅い・・
いつもはあっという間に35階に着いてしまうのに

頭の片隅でそんなことを考えている自分がいた。




気がつくとそこは
エレベーターの中ではなくて


いつものベッドの中だった。



夢・・・見てた。


まだドキドキしている。
リアルな感覚が唇に残っている

私は指先で自分の唇をなぞってみた。

口の中に
ホットチョコレートの味が残っているような
不思議な感覚があった。




昨夜Earthと
奏ちゃんのお店から一緒に帰ってきた

お店を出たところで
Earthからおばあちゃまの事を頼まれた。

私は凄く嬉しくて
ホントにとても嬉しくて

思わず抱きついてしまった。

ほんの一瞬の出来事だったし
彼も特に驚いている様子もなく
迎車のタクシーにすぐに乗り込んだ



なんであんな夢見たんだろう・・・


欲求不満とか??


NYのあの夜
彼が買ってきてくれたのは
ホットチョコレートだった。

その記憶が蘇ったの?


時計を見るとまだ5時だった。
起きるには早い・・・



夢の続き・・・見れたらいいのに

そんなことを考えながら


私は目を閉じて
もう一度眠ることにした。

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Luna - 実はリリーさんの事結構観察してますのん(笑) (2014年2月11日 1時) (レス) id: 9794dabceb (このIDを非表示/違反報告)
ひでみん(プロフ) - りりーさん、中々いい事言うわ(笑) (2014年2月8日 1時) (レス) id: 5e098d8614 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - ともさん» ともちゃん♪感想ありがとう!! (2014年1月30日 21時) (レス) id: 9794dabceb (このIDを非表示/違反報告)
とも - 設定がいいわあ!次が楽しみー (2014年1月29日 19時) (レス) id: 4f5cef5ee4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Luna | 作成日時:2014年1月13日 22時

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