占いツクール
検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:2,620 hit

【P】クラブで ページ4

時計を見た。

まだ9時だ。

もうひと眠りするか・・・

俺はキングサイズのベッドに思い切りダイブした。

仰向けに寝て目を閉じた・・・

だけど俺の思考回路は眠りにスイッチしない・・




その夜パーティがあることはあらかじめ聞かされていた。

「ほぼ貸切状態だけどそれでもよければ
奥にあるVIPルームを使用してもいいと言われたんだよ。」
オーナーと知り合いの知人が話してくれた。

でも実はその知人がオーナーに無理を言ってその席を確保してくれたんだと
帰りの車の中で他の友人から聞かされた。

申し訳なかったな・・・

そう思いながら昨夜の事を思い出していた。


俺を含めて男5人。
お酒も入ってかなり盛り上がっていた。

俺はフロアの様子が気になってVIPルームを抜け出した。
フロアに続く通路の端でパーティーの様子を伺った。


老若男女いろんな世代の人たちがいる。いったいなんのパーティ−なんだ。


そろそろ部屋に戻ろうと体勢を変えてふりかえった時だった。
前からきた女性と鉢合わせをするような格好でぶつかってしまった。


「sorry」
ぶつかった拍子に足元に落ちたカードを拾った。


「ありがとう」
日本語に驚いてその女性の顔を見ると・・・

さっきフェリーのデッキで会った女性が俺の目の前に立っていた。


そして次の瞬間いきなり俺にスポットライトが当たった。

一瞬何が起こったのかわからなくなった俺はライトの方に顔を向けた。


すると日本人女性の隣りにいた黒人の女性が俺に向かって

「thank you」
と声をかけフロアのセンターへ彼女をエスコートして行った。



ますます訳がわからなくなった俺はその場にたたずんだまま様子を見守った。

この日本人の女性が今日のパーティーの主役なのか?

俺は近くにいた男性に今夜は何のパーティなのか聞いてみた。

すると男性は
Farewell partyだと教えてくれた。


こんな有名なクラブを貸切ってFarewell partyとかすごくね?


それにしても・・・
スポットライトが当たった瞬間

「バレたか?」

とっさにそう思った。

なんかそれって悲しい習性だよな・・・
俺は自嘲した。


仲間たちからもらったプレゼントを開け涙する女性の顔をぼんやりと思い出していた。

30代後半か・・・
40代前半か・・・


女性の年は全くわからない。

いずれにしても
俺のゾーンからは外れている年代だ・・・



俺は眠るのをあきらめシャワーを浴びるためバスルームへ向かった。

ポケットの中のコイン→←【P】フェリーで



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Luna - 実はリリーさんの事結構観察してますのん(笑) (2014年2月11日 1時) (レス) id: 9794dabceb (このIDを非表示/違反報告)
ひでみん(プロフ) - りりーさん、中々いい事言うわ(笑) (2014年2月8日 1時) (レス) id: 5e098d8614 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - ともさん» ともちゃん♪感想ありがとう!! (2014年1月30日 21時) (レス) id: 9794dabceb (このIDを非表示/違反報告)
とも - 設定がいいわあ!次が楽しみー (2014年1月29日 19時) (レス) id: 4f5cef5ee4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Luna | 作成日時:2014年1月13日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。