入れ替わり(2) (ページ6)

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すきなんだよ！(亮side) ページ6

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『だから…すきなんだよ！』

亮「はっ…？/////」

主語が無いにせよ
好きな相手にいきなり
好きだなんて言われ
全く思考が追いつかない…

『ばか、男に
こんなん言われて赤面すんなよ！
余計に恥ずかしくなるっ//////』

亮「いや、だって…
突然過ぎて…/////」

『あ、だよな…ごめん。
けど、本当に好きで…/////』

亮「俺もす『総悟…
好きだって言ったじゃん？
実写の亮がまんま沖田総悟で…
衣装着たビジュアルなんか死んだ！
総悟が原作からそのまま出て来たみたいで…
本っっ当…興奮してドキドキしちゃって…
なんか、なんて言えばいいか…とりあえず
亮の顔見れなかったの！ごめんなさい！』

うわっ、危ねぇ…
勢いで告る寸前だった…
と、かなり内心焦った。

好きな相手に好きだと言われ
歓喜していたのも束の間…

あぁ、そういうオチね(苦笑)

本当に銀魂の沖田総悟が好きなのか
先程とは比べ物にならない程に急に
饒舌になり喋り出すので呆気を取られた。

亮「あぁ…そういう…事ね(苦笑)」

これだけ沖田総悟への愛を語られ
さっきまでの俺のドキドキは何処へやら…

なんだか急激に冷静になってきた。

『引いただろ！
今ちょっと引いたよな！』

亮「いや、大丈夫です」

『引いてんじゃんか！
もうーー！慣れるから！
それまで態度とか変かもだけど…
本当、好きなんだもん！
勘弁してくれよぉ…//////』

役柄だとはいえ
好きな相手が男の自分に
頬を可愛らしく真っ赤に染め
ドキドキしてくれるのが嬉しかった。

もっと、もっと…
睦月のそんな顔を見たくて
自分から詰め寄ってみる。