88＊ご執心 ページ45
マ「ふーん、それは少し気になるね」
ス「その違いってのはなんだぁ？戦い方とかか」
フ「いや………貴様ら皆、一人の少女にご執心だったということぐらいだ、あとは特に大きな変化はない、あぁそうだ」
低めの声で面白そうに笑い、また1つ煙を吐き出してザンザスを見る
冷たいながらもまっすぐで堂々たる瞳
こうやって改めてザンザスの………契約主の目を見てみると、戻ってきたのだな、という実感がすこし起きたような気がする
フ「その白き少女に誰よりも執着していたのは貴様だったぞ」
X「あ゛ぁ？」
ル「まぁ！パラレルワールドとはいえ、ボスが女の子に執着するなんてねぇ」
マ「あまり想像できないものだね」
フ「私も慣れるまではすこしおかしかったような気もするよ、まぁあちらのザンザスも、そしてあちらの貴様らもあ奴にそんな感情を抱いてしまうのは仕方ないと思えばなんともなかったがな」
そう言い終えると、小さく音を鳴らして席から立ち、もう一度ザンザスの方に目線を流す
フ「厄介な任務についてはまた明日、話を聞こう、いろいろとまとめたいこともあるので本日はこれで失礼させてもらう」
X「………それが終わり次第、3日間来なかった分も含めてしっかり働いてもらう」
フ「来なかった、のではなく来られなかった、なのだがな」
苦笑を漏らしつつ、ドアノブに手をかける
扉を少し開けていくとき、ふとあることを思い出し、扉を閉めた
そして、思い出したこと――――ラピスから彼らへと預かった思いをテーブルの上に置き、バイアルを隠していた蓋をおもむろに開けた
ス「んだぁ？」
レ「色から見て、血液か？」
いきなり見せられたそれに疑問を抱く幹部達
暗殺者という生業上、その色が血だとわかったことはさすがだった
魔具など変わったものを所持するAでも、このようなものを持ち、見せてくることが珍しいため、全員、やや興味あるげにそれを眺めていた
フ「その少女から貴様らへの贈り物だ、異なる世界の同じ存在たる貴様らに渡すよう、託された」
べ「血液が贈り物かよ、随分変わってんな」
フ「………奴の血液はありとあらゆる傷を治す妙薬だ、貴様らの身を案じての贈り物ということだ、あの子の詳しいことはまた後日話す、とりあえず、今はこれを受け取れ、いいな」
―――
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lotus(プロフ) - シャーロットさん» 初めまして、コメントありがとうございます。夢主の誕生日は本編に記されています。現在移行中ですが、よかったら移行先でご確認ください。 (2021年5月13日 9時) (
レス) id: be7ef42783 (このIDを非表示/違反報告)
シャーロット - はじめまして、シャーロットと言います。lotusさんの大ファンです。夢主が大好きです。それで夢主の誕生日を忘れてしまって、ずっと引っ掛かっています。どうか教えていただけないでしょうか？ (2021年5月13日 7時) (レス) id: bcfd491066 (このIDを非表示/違反報告)
lotus(プロフ) - みりんこさん» ありがとうございます！！翼さんと相談してみますねｗ (2015年7月26日 19時) (レス) id: 63950fc00b (このIDを非表示/違反報告)
みりんこ(プロフ) - 御二人ともの表現力の豊かさに感動を抑えきれません！とても楽しく読まさせていただきました。図々しいかもしれませんが、またクロスオーバー見たいです！|ω')ﾁﾗｯ (2015年7月26日 19時) (レス) id: d49fca3cd2 (このIDを非表示/違反報告)
lotus(プロフ) - ポケニャンさん» ありがとうございます！続編は翼さんと相談しながらですねｗ (2015年7月21日 1時) (レス) id: 63950fc00b (このIDを非表示/違反報告)
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