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56*善処 ページ12

《Aside》



…………………勘違い?



X「アイツが人の困るようなことを言うと思ったか?」



XANXUSが椅子に座り直し、背もたれに身を投げる。

テキーラの入ったグラスはいつの間にか置かれていた。

XANXUSは目を瞑り、気だるそうに続ける。



X「テメェはアイツを分かっていない。帰るなら分かってから帰れ。」



気だるげながら、それは確かに絶対の命令をする口調であった。









………………。









ラピスのこと……………。

分かっていることといえば…………




異質の存在。



特殊な体質。



XANXUSの義妹。



異常に長い、薄い金を含む白髪。



深紅の瞳。









確かに、観察対象としては観察期間が短い。





そこまで、この男が言うならば。



そこまで、この私の契約主が言うならば。



















フ「……………………善処しよう。」



残りの限られた時間は少ない。

その中で、私は何を理解出来るか。

私と同じく、普通の人間とは違った存在を。





ラ「……………A?」





いつの間にか、ラピスは戻ってきていた。

真っ黒なネグリジェで身を包んでおり、真っ白な肌によく似合っていた。

私と対称的な子供だと、ふと思ってしまった。

ラピスが私の右手を、再び握る。

右手に温もりが染み込んできた。









フ「…………………行くか。」









私は空いている左手をラピスの頭に乗せる。

ほどかれた髪がサラサラと零れるように揺れる。



ラ「……………うん。」



ラピスは私と目を合わせて頷く。



ラ「皆……………おやすみなさい。」

フ「では、また明日。」



私とラピスは部屋から出る。

魔術を展開させてショートカットする気は、珍しく起こらなかった。





























私は部屋につくまで、この小さな手を離すことはなかった。

57*明日→←55*眼光



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設定キーワード:リボーン , ヴァリアー , クロスオーバー   
作品ジャンル:アニメ
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lotus(プロフ) - みりんこさん» ありがとうございます!!翼さんと相談してみますねw (2015年7月26日 19時) (レス) id: 63950fc00b (このIDを非表示/違反報告)
みりんこ(プロフ) - 御二人ともの表現力の豊かさに感動を抑えきれません!とても楽しく読まさせていただきました。図々しいかもしれませんが、またクロスオーバー見たいです!|ω')チラッ (2015年7月26日 19時) (レス) id: d49fca3cd2 (このIDを非表示/違反報告)
lotus(プロフ) - ポケニャンさん» ありがとうございます!続編は翼さんと相談しながらですねw (2015年7月21日 1時) (レス) id: 63950fc00b (このIDを非表示/違反報告)
ポケニャン - とても楽しくて一気読みしました!この小説の続編として逆パターンも読んでみたいです! (2015年7月21日 1時) (レス) id: 4d32e05f6d (このIDを非表示/違反報告)
lotus(プロフ) - みのるさん» 返信遅れてすみません!!ありがとうございます!また機会がありましたらよろしくお願いいたします! (2014年12月9日 13時) (レス) id: 2faa68524c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:-翼-&lotus x他1人 | 作者ホームページ:http://   
作成日時:2013年10月9日 15時

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