30*ワンピース ページ33
マ「ムッ、そういえば、この客間、随分広さと内装が違うね、この部屋にこんな大きなベッドなんて置いてなかったはずだよ」
ラ「あ……………」
ラピスの心配の方が目先にあったということもあり、部屋の方に目がいってなかったマーモン
ラピスもラピスで、昨日は暗がりだったせいで内装までははっきり見ておらず、起きてからもAとゆったりとした時間を過ごしていたせいか、そんなところにまで目を回していなかったようだ
フ「ラピスまでも今更か、これは一時的にこの部屋の扉を開ければ私の屋敷の一室に繋がるように魔術をかけているのだ、それでも窓の風景はヴァリアー城から見えるものと同じになるように細工してあるがな」
べ「へー、んな魔術まであるんだな」
昨日はモノを出現させるというものをメインに魔術を見せてもらったが、このようなものまでできるのだな、とバリエーション豊富な魔術にベルは感嘆の声を漏らした
フ「それもよいが、そろそろ向こうの世界と同じであるならば朝食の時間ではないのか?」
べ「げっ!そういえば………」
室内の時計を見ればすでに時間は8時2分前
慌てて部屋を飛び出そうとしたのだが、いきなり目の前の景色が変わり、そこにあったのは見慣れた食堂の扉だった
フ「これならば慌てることもないだろう?」
不敵に笑うA
どうやらAの魔術で食堂前まで一気に移動したようだ
ついでに言うと、その一瞬の間に彼女は魔術で着替えまで済ませ、ネグリジェから昨日とタイプの似た服装に変わっていた
更にはラピスにまで着替えを施し、可愛らしいふんわりとした深紅のワンピースが着せられていたのだ
フ「着替えぬままというものいかんだろう?気に入らなければあとで捨ててくれて構わん」
ラ「ううん……………ラピス、服、好き………A、ありがと」
フ「それはなによりだ」
Aが着替えさせてくれた服はラピスのお気に召したようだ
趣味もいいもので、サイズもラピスのからだにしっかりと馴染んでいる
そして、そんな微笑ましいシーンが繰り広げられる横ではベルとマーモンがAグッジョブと、心の中で思っていたのだった
―――
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MiA - また、機会があれば、読まさせていただきたいですし、この作品は何度も何度も読んでいて、心があったかくなります(^-^)風邪に気をつけて無理をなさらず、頑張って下さい!!ずっと応援してます(*^-^*) (2013年12月8日 11時) (レス) id: 9f43537076 (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - MiA様>完結してまでのコメントありがとうございます!私自身も読み返しては、同じシーンをほくほくしながら見ておりますwまた、このような機会が設けられた際も、よろしければ見ていってくださいませm(__)m (2013年12月7日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
lotus(プロフ) - MiAさん» ありがとうございます!クロスオーバーは完結してしまいましたが、また機会があればよろしくお願いいたします! (2013年12月7日 23時) (レス) id: e1c255a2f7 (このIDを非表示/違反報告)
MiA - クロスオーバー凄く良かったです(^-^)vラピスちゃんとの会話や、ラピスちゃんがうさぎを抱っこしてるところが可愛くてヤバいです(*^^*)この作品が凄く大好きです(*^-^*)これからも頑張って下さい!! (2013年12月7日 23時) (レス) id: 9f43537076 (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - sognoさん» ありがとうございます!lotusさんのためにも、そのファンの方々のためにも可愛らしいラピスちゃんを書けるよう頑張ってます!私自身がlotusさんの作品が好きだから大切にしたいというものあるのですがw、続編でも頑張っていきます^^ (2013年10月9日 15時) (レス) id: 881cfdff06 (このIDを非表示/違反報告)
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